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モバイルWi-Fiルーター

車載Wi-FiルーターはSIMフリーのPIX-MT100/MT110がおすすめ!

車にWi-Fiを導入する方法を解説した記事のアイキャッチ画像 モバイルWi-Fiルーター

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車で動画や音楽などを再生するためにWi-Fiを使えるようにしたいと考えている方はいませんか?

単純にWi-Fiを導入するだけならPocket WiFiやWiMAX 2+などのモバイルWi-Fiルーターを契約すれば済む話です。またY!mobileではCar Wi-Fi 404HWという車載専用ルーターも提供されているので、これを契約しようかと考えている方もいるかもしれませんね。

しかしPocket WiFiやWiMAX 2+、それにCar Wi-Fi 404HWも月額料金が高いのがネックです。固定回線の代替として使用するならともかく、車内でしか使わないモバイルWi-Fiルーターに毎月4,000円以上も支払うのは高過ぎると思いませんか?

そこでおすすめなのが、モバイルWi-FiルーターはモバイルWi-FiルーターでもUSBスティック型のPIX-MT100PIX-MT110を使用する方法です。

もちろん既にモバイルWi-Fiルーターを契約されている方はそれを流用しても良いのですが、PIX-MT100やPIX-MT110に別途契約したBIGLOBEモバイルなどの格安SIMを組み合わせれば、Pocket WiFiやWiMAX 2+の半額以下で車載Wi-Fiルーターを作れますよ。

docomo回線が使い放題の車載用Wi-Fiルーター、DCT-WR100Dが登場した今となってはこれが圧倒的にコスパが優れているようにも思われますが、DCT-WR100Dはなかなか癖のある機種ですし今でもPIX-MT110を使用するメリットはあります。

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普通のモバイルWi-Fiルーターは車載Wi-Fiに向いてない?

データ容量と費用の目安 エリアの広さ 契約期間の縛り
Y!mobile Pocket WiFi 7GB:4,065.6円/月 なし
上限なし:4,818円/月 なし
UQ WiMAX 2+ 上限なし:4,268円/月 あり
上限なし:4,455円/月 なし
UQ WiMAX +5G 上限なし:4,268円/月(26か月目以降は+550円) あり
上限なし:4,455円/月(26か月目以降は+550円) なし
Y!mobile Car Wi-Fi 404HW シンプルS(3GB):2,178円/月
シンプルM(15GB):3,278円/月
シンプルL(25GB):4,158円/月
なし
docomo DCT-WR100D 使い放題:27,500円
※端末代金と2年間の通信料金を含む。3年目以降は13,200円/365日など、1日単位や30日単位の利用も可。
2年分は前払い

車でWi-Fiを使えるようにするための一般的な方法について特徴を簡単にまとめました。

筆者のおすすめはUSBドングルのPIX-MT100を使用する方法ですが、その理由を説明するためにもまずは他の方法のデメリットを説明しておきましょう。

Pocket WiFiやWiMAXを車載専用で使用するデメリット

Pocket WiFiとWiMAXはモバイルWi-Fiルーターを代表するサービスです。

バッテリーを内蔵している機種ならどこへでも持ち運んで使えるので、もちろん使おうと思えば車の中でも使えます。

しかしPocket WiFiやWiMAXを車載専用で使用するのはデメリットが大きいです。

普通のモバイルWi-Fiルーターは月額料金が高い

車の中で使うことは可能ですが、まず月額料金が高いのがデメリットです。今の時代、7GBで4,000円オーバーは高過ぎます。

またPocket WiFiはアドバンスオプション、WiMAX 2+ならギガ放題プランを契約することで容量無制限で通信することが可能です。

しかしこれらのサービスはエリアが狭くて電波が繋がりにくいため、車載Wi-Fiルーターとしては向いていません。

実際にWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーター、Speed Wi-Fi NEXT W05を車載して旅行してみた際の感想、レビューを書いた記事がこちらです。

旅行でWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーターを車載した感想
家族旅行で大阪から金沢まで約4時間運転する際、WiMAX 2+のモバイルWi-FiルーターSpeed Wi-Fi NEXT W05を車載して実際に使ってみた感想、レビューを書いておきます。 Wi-Fiの用途はほぼスマートフォンのGoogle...

結論だけ書いておくと、山間部の移動中はずっと圏外でまったく使い物なりませんでした。。

動画再生は大量のデータ通信を行うので容量無制限なのは嬉しいのですが、そもそも電波が繋がらなければ意味がないですよね。

特に地方や山間部などに住まわれている方には絶対おすすめしません。

WiMAXについては5G契約だとau 4G LTEの一部回線が使えるようになるため多少はマシですが、それでもプラチナバンドは使えないためそこまで安心はできないです。

Y!mobile Car Wi-Fi 404HWのデメリット

Y!mobileの車載専用Wi-Fiルーター、Car Wi-Fi 404HWもあまりおすすめしません。

Car Wi-Fi 404HWは車のシガーソケットに差し込むことで給電を行い、モバイルWi-Fiルーターとして動作します。シガーソケットに挿しっぱなしにしておけますし、充電不要で使えるという仕様も便利です。

しかしCar Wi-Fi 404HWも月額料金が割高だと言わざるを得ません。

Y!mobileでは販売終了済み

Car Wi-Fi 404HWはY!mobileのスマートフォン向けのプラン、SIMカードで使用することが可能です。

しかしそのシンプルSやシンプルM、シンプルLといったプランは容量無制限となるアドバンスオプションは非対応。最大でも25GBしか高速通信を利用できないので、動画再生など大量に通信したい方には向いていません。

もっとも、現在はCar Wi-Fi 404HWの生産および販売が終了しているため、Y!mobileから直接購入することは不可能です。

どうしてもCar Wi-Fi 404HWを使いたいなら、ワイモバイルオンラインストアでSIMカードを単体で契約して、AmazonなどでCar Wi-Fi 404HWの白ロムを購入するしかありません。

端末に故障などのトラブルが生じてもY!mobileには対応してもらえないというリスクはありますが、公式が販売を終了してしまっている以上、これがCar Wi-Fi 404HWを使用するための唯一の方法です。

一応、Y!mobileのスマートフォンやタブレットを契約しているユーザーなら、シェアプランを利用することで追加費用を抑えることはできます。

しかしこの方法もあまりおすすめではありません。

シェアプランなら格安料金で利用可能?

親回線対象プラン 子回線の追加料金
シンプルS 1,078円/月
シンプルM
シンプルL
539円/月

Y!mobileのスマートフォンやタブレットを契約しているなら、子回線専用のシェアプランを適用することで、少額の追加料金でCar Wi-Fi 404HWを使用するという選択肢があります。

しかし、結局は親回線でシンプルSなどの親回線対象プランを契約しないといけないので、後述する格安SIMと比べると割高です。

プラチナバンドに対応しているので電波の繋がりやすさについては申し分ないですが、データ容量は最大でも25GB。毎日数時間も動画を再生するような使い方をすれば、あっという間に使い切ってしまうでしょう。

Y!mobileユーザーならわずかな追加料金で使えて魅力的ではありますが、シェアプランは親回線のデータ容量を消費することにも要注意です。車のWi-Fiを使い過ぎてしまうと、スマートフォンも一緒に通信速度を制限されてしまいます。

DCT-WR100Dのデメリット

docomo in Car Connect対応の車載用Wi-Fiルーター、DCT-WR100Dはぶっちゃけ料金体系についてはまったく文句の付けようがありません。

初期費用が高額になってしまいますが、2年間使用すると仮定した場合、他社の半額くらいで使い放題のWi-Fiが手に入ります。コストパフォーマンスは断トツです。

しかし端末に癖があります。

停車中の使用には制限あり&誤動作の恐れも…

DCT-WR100Dは基本的に走行している車内でしか使用できないように設計されており、エンジンをONにしてから走行せずに30分経過したり、走行後に停止してから60分経過するとWi-FiがOFFになるのです。

それだけなら問題ないと思われる方も多いでしょうけれども、実際には走行していても正しく検知されずに接続が不安定になるといった話もあります。

停車中に長時間使用したい方はもちろん、走行中でも安定して通信したい方にはおすすめしにくいです。

個人的には車内で大量に通信することはまずないですし、どちらかと言えば安定性を重視したいのでDCT-WR100Dにはなかなか手を出せずにいます。。

とはいえ、そこさえ目をつむればコスパは抜群に良いので、車内で使い放題のWi-Fiが欲しいならDCT-WR100Dを試してみてはいかがでしょうか。

以上、普通のモバイルWi-Fiルーターはどれも高額な維持費がかかるので、なるべく低コストで車内にWi-Fiを導入したい方には向いていません。

車載専用のDCT-WR100Dは長期間使用する前提なら維持費は安いですが、安定性に欠けるのでそこを重視する方には不向きでしょう。

そこで提案するのが、USBドングルのPIX-MT100PIX-MT110をモバイルWi-Fiルーターとして車載する方法です。

PIX-MT100/PIX-MT110を車載Wi-Fiルーターとして使う方法

PIX-MT100はモバイルWi-Fiルーターとして使うことができるLTE対応USBドングルです。PIX-MT110はその後継機になります。

別途格安SIMなどのSIMカードを契約して組み合わせることで、格安の車載Wi-Fiルーターになります。

実勢価格は1.2万円ほど。初期費用はDCT-WR100Dの半額程度で済みますし、とりあえずお試しで導入してみたい場合はこちらのほうがハードルは低いのではないでしょうか。

PIX-MT100のスペック

対応ネットワークと周波数帯 FDD-LTE 2.1GHz(B1)
1.7GHz(B3)
800MHz(B19)
通信速度 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps
接続方法と同時接続数 Wi-Fi(2.4GHz):8台
USB:1台
サイズ
(幅×高さ×厚さ)
34.1 × 92.9 × 14mm
重量 34g
SIMスロット Micro SIM
バッテリー容量
連続待受時間
連続通信時間

PIX-MT100のスペックについて、モバイルネットワークは主にdocomoが提供しているLTEの3バンドに対応しています。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsです。

一般的なUSBドングル、USBモデムはWi-Fiに対応しておらず、USBで接続したパソコン1台しかインターネットに繋げられません。しかしPIX-MT100はWi-Fiに対応しているため、電源さえ確保すればスマートフォンやタブレット、Fire TV Stickなど最大8台のデバイスを同時に接続することが可能です。

Wi-Fiは2.4GHz帯のみ対応しています。そもそも屋外で5GHz帯を利用するための条件はかなりシビアなので、高速で移動し続ける車の中で5GHz帯を利用することは現実的ではないでしょう。

SIMカードの規格は現在主流のNanoサイズではなくMicro SIMです。Nano SIMでも変換アダプターを使用すれば挿入できないことはありませんが、変換アダプターは引っ掛かって取り出せなくなってしまう危険性があるので、なるべくMicro SIMを契約することをおすすめします。

ちなみにUSBドングルとは、一般的にはパソコンに接続して使用する小型の端末を指します。ただPIX-MT100の場合は、パソコンがなくても電源として使えるUSBポートさえあれば使用することが可能です。

車にUSBポートなんて搭載されてないという方も安心してください。シガーソケットをUSBポートに変換するカーチャージャーがあれば、どんな車でもPIX-MT100を使えますよ。

カーチャージャーでシガーソケットをUSBポートに変換する

カーチャージャーとはシガーソケットをUSBポートに変換するACアダプター、USB充電器です。これがあれば、Car Wi-FiのようにシガーソケットからPIX-MT100に給電できます。

PIX-MT100を使用するだけなら出力が小さいものでも大丈夫ですが、同時にスマートフォンやタブレットなどを充電するのであれば出力が大きいものを選びましょう。

現在のスタンダードな選択肢はAnkerのPowerDrive PD 2でしょうか。USB-Aポート以外にUSB PDで最大20Wの出力が可能なUSB Type-Cポートを1基搭載しているので、iPhone 13など主要なスマートフォンを急速充電することが可能です。

複数人で使用するならUSBポートが3基以上搭載されているカーチャージャーや、AC電源を搭載しているカーインバーターがおすすめ。私はJAPAN AVE.のJA902を使用しています。JA902はAC電源、コンセントも2基搭載しているのでEcho Dotのようなデバイスの電源を取ることも可能です。

【レビュー】JAPAN AVE.のインバーターで車にコンセントを設置してみた
スマートスピーカーの初代Echo Dotを車載しているのですが、これを利用するためのWi-Fi環境を構築する方法に悩んでいまして。 SIMフリーのモバイルWi-Fiルーター、FS030Wならアクセサリーソケットに刺したカーチャージャーから電...

格安SIMなどのSIMカードを契約する

本体と電源以外にはSIMカードが必要です。これがないと電源が入ってもインターネットに繋がりません。

PIX-MT100はSIMロックがかかっていないSIMフリー端末なので、基本的にどのSIMカードでも使えます。ただし物理的に入らなければどうしようもないので、サイズはMicro SIMを選びましょう。

またPIX-MT100はSIMフリー端末ではあるものの、docomo回線に最適化されています。特に理由がなければ、docomo回線を利用している格安SIMで使用するのがおすすめです。

特にdocomoのプラチナバンドに対応しているので、docomo系の格安SIMを契約すればどこでも快適にWi-Fiを利用することが可能です。

docomo回線以外のSIMカードをおすすめしない理由

PIX-MT100はSIMフリーなのでSoftBank回線でも使えないことはないのですが、SoftBankのプラチナバンドには対応していないので電波の繋がりやすさに不安があります。auにいたってはSoftBank以上に対応している周波数帯が少ないので圏外に陥る可能性が高いです。

なお楽天モバイル(MNO)については自社回線エリアには対応しているものの、auのプラチナバンドに非対応なのでパートナー回線エリアでは100%圏外になります。自社回線エリアでのみ使用するなら使い放題ですが、まだまだパートナー回線エリア頼みな現状ではおすすめできません。

もし楽天モバイルに対応しているモバイルWi-Fiルーターを車載したいなら、PIX-MT100よりもFS030Wがおすすめします。本来はバッテリーで駆動する機種なので筐体は大きめですが、実はバッテリーレスでも動作するのでPIX-MT100と同じようにエンジンと連動して電源のON/OFFが可能なのです。

楽天モバイルに対応しているFS030Wのあまり知られていないメリット
モバイルWi-FiルーターでのRakuten UN-LIMIT 2.0を使いたいなら、端末がLTEのBand3かBand18に対応している必要があるわけですが、Band3はともかくSIMフリーでBand18に対応している機種は非常に少ないん...

あらかじめAPNを設定しておこう

SIMカードを手に入れたらPIX-MIT100に挿入して、パソコンのUSBポートに繋いでPIX-MIT100にAPNを設定しておきましょう。ACアダプターのUSBポートから給電して、Wi-Fi接続で設定することも可能です。

このAPNを設定しておかないと、SIMカードを挿入しただけではインターネットに繋がりません。

PIX-MIT100と接続したら、ブラウザを起動してhttp://192.168.0.1にアクセス、ログインしてください。ユーザー名とパスワードは付属のクイックスタートガイドに記載されています。

ログインしたら、「設定」→「モデム設定」→「アクセスポイント名設定」に進んでAPNを設定しましょう。

APNの設定内容は通信事業者や契約内容によって異なるので、公式サイトやSIMカードに同梱されている説明書などを参照してください。

PIX-MIT100を車に取り付ける

APNの設定が完了したら、モバイルWi-Fiルーターとして使える状態になっています。

あとは車のシガーソケットにカーチャージャーを取り付けて、そのUSBポートにPIX-MIT100を取り付けるだけです。

エンジンをかければ自動的に電源が入って、車内でWi-Fiを使えるようになります。

ここまでPIX-MIT100を車載Wi-Fiルーターとして使用する方法を解説しましたが、インターネットに繋ぐためにはSIMカード、つまり通信事業者との契約が必要です。

そこで車載Wi-Fiルーターにおすすめの格安SIMも紹介しておきます。

車載Wi-Fiルーターにおすすめの格安SIM

格安SIMと呼ばれるMVNOサービスは多数存在しますが、動画や音楽などの再生がメインならBIGLOBEモバイルが断然おすすめです。

なぜBIGLOBEモバイルがおすすめなのか、その理由を説明します。

動画や音楽再生にBIGLOBEモバイルがおすすめの理由

BIGLOBEモバイルをおすすめする理由はエンタメフリーオプションが提供されているからです。

エンタメフリーオプションを申し込むと、YouTubeなどの動画や音楽の配信サービスが通信制限を受けることなく使い放題になります。

大手キャリアや普通の格安SIMだと、高速データ容量を使い切ると月末まで通信速度が制限されて使い物にならなくなってしまいますよね。

しかしBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションなら、高速データ容量を使い切った後でも対象のサービスは高速のまま使い続けられるのです。

特に動画はデータ通信量が大きいので、普通の格安SIMだとあっとういう間に速度制限に引っかかってしまいます。

しかしBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションなら、どれだけ動画や音楽を流し続けても大丈夫ですよ。

BIGLOBEモバイルは動画や音楽配信サービスに特化した格安SIM

動画配信 音楽・ラジオ配信 電子書籍配信 その他のアプリ
Abema TV
U-NEXT
YouTube
YouTube Kids
Amazon Music
Apple Music
AWA
LINE MUSIC
radiko.jp
Spotify
YouTube Music
らじる★らじる
dひっつ
RecMusic
楽天ミュージック
dマガジン
dブック
楽天マガジン
楽天Kobo
Facebook Messenger
au PAY マーケット

現在エンタメフリーオプションで使い放題の対象となるサービスは上記21種類のアプリです。

これらの公式アプリによる動画や音楽の通信では高速データ容量、いわゆるギガを消費しません。

このような特定のサービスの通信料が無料になるオプションを提供している格安SIMは、実はBIGLOBEモバイル以外にもいくつか存在します。

しかしBIGLOBEモバイルほど動画や音楽の配信サービスに力を入れている格安SIMは他にありません。特にU-NEXTの通信料が無料になるのはBIGLOBEモバイルだけです。

これら対象のサービスをたくさん利用したい方には、断然BIGLOBEモバイルをおすすめします。

月額料金はPocket WiFiやWiMAXの半額以下

初期費用 プラン申込手数料 3,300円
SIMカード準備料 433円
合計 3,733円
月額料金 音声通話SIM 3ギガプラン 1,320円/月
エンタメフリーオプション 308円/月
合計 1,628円/月

使い放題なら月額料金が高くなるんじゃないかと思われるかもしれませんが、その心配は無用です。

例えば音声通話SIMの3ギガプランなら基本料金は1,320円/月。エンタメフリーオプションの利用料金が308円/月なので、合計1,628円/月で済みます。

データSIMだとプラン料金は少し安くなりますが、エンタメフリーオプションが割引価格にならず1,078円/月もかかってしまうため、エンタメフリーオプションを利用するなら音声通話SIMを契約したほうがお得です。ただし音声通話SIMは1年以内に解約すると契約解除料1,100円がかかる点には注意してください。

つまりPocket WiFiやWiMAX 2+の半額以下の料金で、YouTubeやAbema TVなどの動画が見放題になり、Apple MusicやSpotifyなどの音楽も聴き放題になるのです。

エンタメフリーオプション対象のサービスでなくても3GBまでは高速通信が可能ですし、もし3GBを使い切ってしまったとしても対象サービスは通信制限を受けません。

動画や音楽を流しっぱなしにするのであれば、BIGLOBEモバイルほど最適な格安SIMはありませんよ。

BIGLOBEモバイルのプランや料金の詳細についてはBIGLOBEモバイルの公式サイトを確認してください。

docomo回線だから電波の繋がりやすさも抜群!

PIX-MT100とBIGLOBEモバイルの組み合わせは、電波の繋がりやすさについても問題ありません。

docomoのプラチナバンドに対応しているので、docomo回線のBIGLOBEモバイルで使用すれば地方や山間部でもしっかり繋がります。DCT-WR100Dと同等レベルです。

ただしauやSoftBankのプラチナバンドには対応していないので注意してください。

BIGLOBEモバイルではau回線のサービスも提供されていますが、PIX-MT100で使用するなら必ずdocomo回線を選択しましょう。

Fire TV Stickもエンタメフリーオプションが適用される

車種やカーナビによってはHDMIによる入力に対応しているものもあります。そこでAmazonのFire TVやFire TV Stickを使いたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。

公式にはアナウンスされていませんが、AmazonのFire TVやFire TV Stickで対象サービスを使用する場合もBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションが適用されます。

Fire TVなどに搭載されているFire OSはAndroid OSをベースに開発されていますし、実際Android向けのアプリを使えるのでエンタメフリーオプションが適用されても不思議ではないのです。

ただし公式に対応していると謳われていない以上、今後もずっと適用されるとは限らないのでその点はご注意ください。

エンタメフリーオプションのデメリット

またエンタメフリーオプションにもデメリットはあります。

それは対象の動画や音楽を再生する時、動画を標準画質で再生できる程度まで通信速度が制限されてしまうということです。

私も実際に利用してみたことがありますが、YouTubeの動画をノンストップで再生できるのは360pか480pくらいが限界でした。

780p以上だと時々再生が止まることがあるので、大画面で高画質な動画を楽しみたい方にエンタメフリーオプションは向いていません。

しかし30インチを超えるようなテレビでFire TV Stickを使用するのならともかく、車の中でスマートフォンやタブレットを使って再生するのであれば、それほど高画質である必要はないでしょう。

特にBGM目的で動画や音楽を再生するならまったく問題はありません。

Amazon MusicやSpotifyなど音楽特化ならOCNモバイルONEがおすすめ

音楽配信サービスに特化した格安SIMが欲しいなら同じくdocomo回線のOCNモバイルONEがおすすめ…でしたがこちらは残念ながら新規受付を終了してしまいました。

OCNモバイルONEがおすすめな理由は、下記7種類の音楽配信サービスのギガをカウントしなくなるMUSICカウントフリー機能が無料で提供されているからです。

  • Amazon Music(Prime Music、Amazon Music Unlimited)
  • ANiUTa
  • AWA
  • dヒッツ
  • LINE MUSIC
  • Spotify
  • ひかりTVミュージック

カウントフリーとなるアプリの種類はBIGLOBEモバイルよりも少ないわけですが、こちらは月額550円から利用できたのでニーズが合致する方にとっては最高のサービスでした。

PIX-MT100で格安の車載Wi-Fiルーターを作ろう!

このようにUSBドングルのPIX-MT100を使えば、格安の車載Wi-Fiルーターを作ることができます。

BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションなら他社の半額以下で動画も音楽も再生し放題なので、Pocket WiFiやWiMAX +5Gよりも圧倒的にお得です。

車載専用品のDCT-WR100Dに比べればどちらも初期費用は知れているので、お試しで使ってみるのにも良いですよ。

まとめ

車載Wi-Fiルーターが欲しいのであれば、PIX-MT100を購入して格安SIMを契約しましょう。BIGLOBEモバイルでエンタメフリーオプションを申し込めば1,628円/月で動画配信サービスも使い放題になります。

ただ少々安定性を犠牲にしてでも、完全な使い放題とコスパを両立させたいならDCT-WR100Dも良いでしょう。発売直後は品薄の状態が続いていましたが今ではAmazonなどで普通に購入することが可能です。

どれも一長一短なので、自身の使い方に合わせて最適だと思われるサービスを選んでください。

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