車で動画や音楽などを再生するためにWi-Fiを使えるようにしたいと考えている方はいませんか?
単純にWi-Fiを導入するだけならPocket WiFiやWiMAX 2+などのモバイルWi-Fiルーターを契約すれば済む話です。またY!mobileではCar Wi-Fi 404HWという車載専用ルーターも提供されているので、これを契約しようかと考えている方もいるかもしれませんね。
しかしPocket WiFiやWiMAX 2+、それにCar Wi-Fi 404HWも月額料金が高いのがネックです。固定回線の代替として使用するならともかく、車内でしか使わないモバイルWi-Fiルーターに毎月4,000円以上も支払うのは高過ぎると思いませんか?
そこでおすすめなのが、モバイルWi-FiルーターはモバイルWi-FiルーターでもUSBスティック型のPIX-MT100を使用する方法です。
もちろん既にモバイルWi-Fiルーターを契約されている方はそれを流用すればOKですが、PIX-MT100に別途契約したBIGLOBEモバイルなどの格安SIMを組み合わせれば、Pocket WiFiやWiMAX 2+の半額以下で車載Wi-Fiルーターを作れますよ。
普通のモバイルWi-Fiルーターは車載Wi-Fiに向いてない?
データ容量と月額料金の目安 | エリアの広さ | 契約期間の縛り | |
---|---|---|---|
Pocket WiFi | 7GB:3,696円/月 | ◎ | あり |
上限なし:4,380円/月 | △ | あり | |
WiMAX 2+ | 上限なし:4,380円/月 | △ | あり |
Car Wi-Fi 404HW | スマホプランS(3GB):1,980円/月 スマホプランM(9GB):2,980円/月 スマホプランL(21GB):4,980円/月 ※2年目以降は+1,000円/月 ※3年目以降はデータ容量が2GB/6GB/14GBに減少 |
◎ | あり |
車でWi-Fiを使えるようにするための一般的な方法について特徴を簡単にまとめました。
筆者のおすすめはUSBドングルのPIX-MT100を使用する方法ですが、その理由を説明するためにもまずは他の方法のデメリットを説明しておきましょう。
Pocket WiFiとWiMAX 2+を車載専用で使用するデメリット
Pocket WiFiとWiMAX 2+はモバイルWi-Fiルーターを代表するサービスです。
バッテリーを内蔵している機種ならどこへでも持ち運んで使えるので、もちろん使おうと思えば車の中でも使えます。
しかしPocket WiFiやWiMAX 2+を車載専用で使用するのはデメリットが大きいです。
普通のモバイルWi-Fiルーターは月額料金が高い
車の中で使うことは可能ですが、まず月額料金が高いのがデメリットです。今の時代、7GBで3,696円/月は割高過ぎます。
またPocket WiFiはアドバンスオプション、WiMAX 2+ならギガ放題プランを契約することで容量無制限で通信することが可能です。
しかしこれらのサービスはエリアが狭くて電波が繋がりにくいため、車載Wi-Fiルーターとしては向いていません。
実際にWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーター、Speed Wi-Fi NEXT W05を車載して旅行してみた際の感想、レビューを書いた記事がこちらです。

結論だけ書いておくと、山間部の移動中はずっと圏外でまったく使い物なりませんでした。。
動画再生は大量のデータ通信を行うので容量無制限なのは嬉しいのですが、そもそも電波が繋がらなければ意味がないですよね。
特に地方や山間部などに住まわれている方には絶対おすすめしません。
2年縛りや3年縛りが必須
それにWiMAX 2+もPocket WiFiも事実上2年契約か3年契約が必須です。
契約期間に縛りがないプランだと月額料金がさらに跳ね上がってしまうので、これを契約するという選択肢はまずあり得ません。
しかし2年契約や3年契約だと、更新月以外のタイミングで解約すると高額な解約金が発生してしまいます。不要になったらいつでも自由に解約できるほうが嬉しいですよね。
それに契約期間に縛りがあると、他社からもっと良いサービスが登場した時に乗り換えにくいというデメリットもあります。いずれにしても、契約期間の縛りや解約金はないに越したことはありません。
以上の理由から、WiMAX 2+やPocket WiFiといったサービスは車載Wi-Fiルーターに向いていないのです。
Y!mobile Car Wi-Fi 404HWのデメリット
Y!mobileの車載専用Wi-Fiルーター、Car Wi-Fi 404HWもあまりおすすめしません。
Car Wi-Fi 404HWは車のシガーソケットに差し込むことで給電を行い、モバイルWi-Fiルーターとして動作します。シガーソケットに挿しっぱなしにしておけますし、充電不要で使えるという仕様も便利です。
しかしCar Wi-Fi 404HWにも2年縛りがあります。
Car Wi-Fi 404HWも2年縛りがある
Car Wi-Fi 404HWも2年契約が事実上必須なので、更新月以外に解約すると9,500円の契約解除料が発生します。
しかもこちらは容量無制限となるアドバンスオプションは非対応ですから、大量に通信する方には向いていません。
スタンダードなスマホプランSだと1年目は1,980円/月で3GBまで高速通信が可能ですが、2年目以降は2,980円/月に値上がりし、3年目以降はデータ容量が少なくなって2GBしか高速通信できなくなってしまいます。
これは上位プランのスマホプランMやスマホプランLも同じです。1年目はお得に利用できますが、2年目以降は1,000円値上がり、3年目以降は高速通信可能なデータ容量が2/3に減ってしまいます。
もっとも、現在はCar Wi-Fi 404HWの生産および販売が終了しているため、Y!mobileから購入することは不可能です。
どうしてもCar Wi-Fi 404HWを使いたいなら、ワイモバイルオンラインストアでスマホプランのSIMカードのみを契約して、AmazonなどでCar Wi-Fi 404HWの白ロムを購入する
しかありません。
端末に故障などのトラブルが生じてもY!mobileには対応してもらえないというリスクはありますが、公式が販売を終了してしまっている以上、これがCar Wi-Fi 404HWを使用するための唯一の方法です。
ただし、Y!mobileのスマートフォンやタブレットを契約しているユーザーなら、シェアプランを利用することで追加費用を抑えることはできます。
しかしこの方法もあまりおすすめではありません。
シェアプランなら格安料金で利用可能?
親回線対象プラン | 子回線の追加料金 |
---|---|
スマホプランS データプランS |
980円/月 |
スマホプランM | 480円/月 |
スマホプランL データプランL |
無料 |
Y!mobileのスマートフォンやタブレットを契約しているなら、子回線専用のシェアプランを適用することで、少額の追加料金でCar Wi-Fi 404HWを使用するという選択肢があります。
しかし、結局は親回線がスマホプランかデータプランを契約しないといけないので、後述するPIX-MT100と比べると割高です。
プラチナバンドに対応しているので電波の繋がりやすさについては申し分ないですが、データ容量は最大でも21GB。毎日数時間も動画を再生するような使い方をすれば、あっという間に使い切ってしまうでしょう。
Y!mobileユーザーならわずかな追加料金で使えて魅力的ではありますが、シェアプランは親回線のデータ容量を消費することにも要注意です。車のWi-Fiを使い過ぎてしまうと、スマートフォンも一緒に通信速度を制限されてしまいます。
以上、普通のモバイルWi-Fiルーターはどれも高額な維持費がかかるので、なるべく低コストで車内にWi-Fiを導入したい方には向いていません。
そこでおすすめしたいのが、USBドングルのPIX-MT100をモバイルWi-Fiルーターとして使用する方法です。
PIX-MT100を車載Wi-Fiルーターとして使う方法
PIX-MT100はモバイルWi-Fiルーターとして使うことができるLTE対応USBドングルです。
別途格安SIMなどのSIMカードを契約して組み合わせることで、PIX-MT100は格安の車載Wi-Fiルーターになります。
実勢価格は1.2万円ほど。高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれでしょうけれども、SIMフリーのモバイルWi-Fiルーターとしては標準的でしょう。
PIX-MT100のスペック
対応ネットワークと周波数帯 | FDD-LTE | 2.1GHz(B1) 1.7GHz(B3) 800MHz(B19) |
---|---|---|
通信速度 | 下り最大150Mbps/上り最大50Mbps | |
接続方法と同時接続数 | Wi-Fi(2.4GHz):8台 USB:1台 |
|
サイズ (幅×高さ×厚さ) |
34.1 × 92.9 × 14mm | |
重量 | 34g | |
SIMスロット | Micro SIM | |
バッテリー容量 | – | |
連続待受時間 | – | |
連続通信時間 | – |
PIX-MT100のスペックについて、モバイルネットワークは主にdocomoが提供しているLTEの3バンドに対応しています。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsです。
一般的なUSBドングル、USBモデムはWi-Fiに対応しておらず、USBで接続したパソコン1台しかインターネットに繋げられません。しかしPIX-MT100はWi-Fiに対応しているため、電源さえ確保すればスマートフォンやタブレット、Fire TV Stickなど最大8台のデバイスを同時に接続することが可能です。
Wi-Fiは2.4GHz帯のみ対応しています。そもそも屋外で5GHz帯を利用するための条件はかなりシビアなので、高速で移動し続ける車の中で5GHz帯を利用することは現実的ではないでしょう。
SIMカードの規格は現在主流のNanoサイズではなくMicro SIMです。Nano SIMでも変換アダプターを使用すれば挿入できないことはありませんが、変換アダプターは引っ掛かって取り出せなくなってしまう危険性があるので、なるべくMicro SIMを契約することをおすすめします。
ちなみにUSBドングルとは、一般的にはパソコンに接続して使用する小型の端末を指します。ただPIX-MT100の場合は、パソコンがなくても電源として使えるUSBポートさえあれば使用することが可能です。
車にUSBポートなんて搭載されてないという方も安心してください。シガーソケットをUSBポートに変換するカーチャージャーがあれば、どんな車でもPIX-MT100を使えますよ。
カーチャージャーでシガーソケットをUSBポートに変換する
カーチャージャーとはシガーソケットをUSBポートに変換するACアダプター、USB充電器です。これがあれば、Car Wi-FiのようにシガーソケットからPIX-MT100に給電できます。
PIX-MT100を使用するだけなら出力が小さいものでも大丈夫ですが、同時にスマートフォンやタブレットなどを充電するのであれば出力が大きいものを選びましょう。
おすすめはAnkerのPowerDrive 2です。1,000円以下の低価格ながら5V/2.4Aまで出力可能なUSBポートを2基搭載しています。
複数人で使用するならUSBポートが3基以上搭載されているカーチャージャーがおすすめ。例えばRAVPowerのRP-VC003ならUSBポートを4基搭載しているので、PIX-MT100以外に最大3台のデバイスを同時に充電することが可能です。
格安SIMなどのSIMカードを契約する
本体と電源以外にはSIMカードが必要です。これがないと電源が入ってもインターネットに繋がりません。
PIX-MT100はSIMロックがかかっていないSIMフリー端末なので、基本的にどのSIMカードでも使えます。ただし物理的に入らなければどうしようもないので、サイズはMicro SIMを選びましょう。
またPIX-MT100はSIMフリー端末ではあるものの、docomo回線に最適化されています。特に理由がなければ、docomo回線を利用している格安SIMで使用するのがおすすめです。
特にdocomoのプラチナバンドに対応しているので、docomo系の格安SIMを契約すればどこでも快適にWi-Fiを利用することが可能です。
docomo回線以外のSIMカードをおすすめしない理由
PIX-MT100はSIMフリーなのでSoftBank回線でも使えないことはないのですが、SoftBankのプラチナバンドには対応していないので電波の繋がりやすさに不安があります。auにいたってはSoftBank以上に対応している周波数帯が少ないので圏外に陥る可能性が高いです。
なお楽天モバイル(MNO)については自社回線エリアには対応しているものの、auのプラチナバンドに非対応なのでパートナー回線エリアでは100%圏外になります。自社回線エリアでのみ使用するなら使い放題ですが、まだまだパートナー回線エリア頼みな現状ではおすすめできません。
もし楽天モバイルに対応しているモバイルWi-Fiルーターを車載したいなら、PIX-MT100よりもFS030Wがおすすめします。本来はバッテリーで駆動する機種なので筐体は大きめですが、実はバッテリーレスでも動作するのでPIX-MT100と同じようにエンジンと連動して電源のON/OFFが可能なのです。

あらかじめAPNを設定しておこう
SIMカードを手に入れたらPIX-MIT100に挿入して、パソコンのUSBポートに繋いでPIX-MIT100にAPNを設定しておきましょう。ACアダプターのUSBポートから給電して、Wi-Fi接続で設定することも可能です。
このAPNを設定しておかないと、SIMカードを挿入しただけではインターネットに繋がりません。
PIX-MIT100と接続したら、ブラウザを起動してhttp://192.168.0.1にアクセス、ログインしてください。ユーザー名とパスワードは付属のクイックスタートガイドに記載されています。
ログインしたら、「設定」→「モデム設定」→「アクセスポイント名設定」に進んでAPNを設定しましょう。
APNの設定内容は通信事業者や契約内容によって異なるので、SIMカードに同梱されている説明書などを参照してください。一例として、私がおすすめするBIGLOBEモバイルのAPNを掲載しておきます。
- APN:biglobe.jp
- ユーザー名:user
- パスワード:0000
- 認証方法:PAPまたはCHAP
PIX-MIT100を車に取り付ける
APNの設定が完了したら、モバイルWi-Fiルーターとして使える状態になっています。
あとは車のシガーソケットにカーチャージャーを取り付けて、そのUSBポートにPIX-MIT100を取り付けるだけです。
エンジンをかければ自動的に電源が入って、車内でWi-Fiを使えるようになります。
ここまでPIX-MIT100を車載Wi-Fiルーターとして使用する方法を解説しましたが、インターネットに繋ぐためにはSIMカード、つまり通信事業者との契約が必要です。
そこで車載Wi-Fiルーターにおすすめの格安SIMも紹介しておきます。
車載Wi-Fiルーターにおすすめの格安SIM
格安SIMと呼ばれるMVNOサービスは多数存在しますが、動画や音楽などの再生がメインならBIGLOBEモバイルが断然おすすめです。
なぜBIGLOBEモバイルがおすすめなのか、その理由を説明します。
動画や音楽再生にBIGLOBEモバイルがおすすめの理由
BIGLOBEモバイルをおすすめする理由はエンタメフリーオプションが提供されているからです。
エンタメフリーオプションを申し込むと、YouTubeなどの動画や音楽の配信サービスが通信制限を受けることなく使い放題になります。
大手キャリアや普通の格安SIMだと、高速データ容量を使い切ると月末まで通信速度が制限されて使い物にならなくなってしまいますよね。
しかしBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションなら、高速データ容量を使い切った後でも対象のサービスは高速のまま使い続けられるのです。
特に動画はデータ通信量が大きいので、普通の格安SIMだとあっとういう間に速度制限に引っかかってしまいます。
しかしBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションなら、どれだけ動画や音楽を流し続けても大丈夫ですよ。
BIGLOBEモバイルは動画や音楽配信サービスに特化した格安SIM
動画 | 音楽・ラジオ | コミュニケーションアプリ |
---|---|---|
Abema TV U-NEXT YouTube YouTube Kids |
Amazon Music Apple Music AWA Google Play Music LINE MUSIC radiko.jp Spotify YouTube Music らじる★らじる |
Facebook Messenger |
現在エンタメフリーオプションで使い放題の対象となるサービスは上記の14種類。
これらの公式アプリによる動画や音楽の通信では高速データ容量、いわゆるギガを消費しません。
このような特定のサービスの通信料が無料になるオプションを提供している格安SIMは、実はBIGLOBEモバイル以外にもいくつか存在します。
しかしBIGLOBEモバイルほど動画や音楽の配信サービスに力を入れている格安SIMは他にありません。特にU-NEXTの通信料が無料になるのはBIGLOBEモバイルだけです。
これら対象のサービスをたくさん利用したい方には、断然BIGLOBEモバイルをおすすめします。
月額料金はPocket WiFiやWiMAX 2+の半額以下
初期費用 | プラン申込手数料 | 3,000円 |
---|---|---|
SIMカード準備料 | 394円 | |
合計 | 3,394円 | |
月額料金 | データSIM 3ギガプラン | 900円/月 |
エンタメフリーオプション | 980円/月 | |
合計 | 1,880円/月 |
使い放題なら月額料金が高くなるんじゃないかと思われるかもしれませんが、その心配は無用です。
例えばデータSIMで月額料金が1番安い3ギガプランなら、基本料金はたったの900円/月しかかかりません。エンタメフリーオプションの利用料金が980円/月なので、合計1,880円/月で済みます。
つまりPocket WiFiやWiMAX 2+の半額以下の料金で、YouTubeやAbema TVなどの動画が見放題になり、Google Play Musicなどの音楽も聴き放題になるのです。
エンタメフリーオプション対象のサービスでなくても3GBまでは高速通信が可能ですし、もし3GBを使い切ってしまったとしても対象サービスは通信制限を受けません。
動画や音楽を流しっぱなしにするのであれば、BIGLOBEモバイルほど最適な格安SIMはありませんよ。
BIGLOBEモバイルのプランや料金の詳細についてはBIGLOBEモバイルの公式サイトを確認してください。
docomo回線だから電波の繋がりやすさも抜群!
PIX-MT100とBIGLOBEモバイルの組み合わせは、電波の繋がりやすさについても問題ありません。
docomoのプラチナバンドに対応しているので、docomo回線のBIGLOBEモバイルで使用すれば地方や山間部でもしっかり繋がります。
ただしauやSoftBankのプラチナバンドには対応していないので注意してください。
BIGLOBEモバイルではau回線のサービスも提供されていますが、PIX-MT100で使用するなら必ずdocomo回線を選択しましょう。
BIGLOBEモバイルのデータSIMは契約期間の縛りや解約金がない
これはBIGLOBEモバイルに限った話ではありませんが、大多数の格安SIMがデータSIMに契約期間の縛りを設けていません。
つまり他社のサービスに乗り換えたくなったり、不要になった場合はいつでも解約することが可能です。
Pocket WiFiやWiMAX 2+は月額料金が高いだけでなく、更新月以外に解約すると高額な解約金を請求されるのがデメリット。ですが格安SIMならそんな心配も無用です。
Fire TV Stickもエンタメフリーオプションが適用される
車種やカーナビによってはHDMIによる入力に対応しているものもあります。そこでAmazonのFire TVやFire TV Stickを使いたいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
公式にはアナウンスされていませんが、AmazonのFire TVやFire TV Stickで対象サービスを使用する場合もBIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションが適用されます。
Fire TVなどに搭載されているFire OSはAndroid OSをベースに開発されていますし、実際Android向けのアプリを使えるのでエンタメフリーオプションが適用されても不思議ではないのです。
ただし公式に対応していると謳われていない以上、今後もずっと適用されるとは限らないのでその点はご注意ください。
エンタメフリーオプションのデメリット
またエンタメフリーオプションにもデメリットはあります。
それは対象の動画や音楽を再生する時、動画を標準画質で再生できる程度まで通信速度が制限されてしまうということです。
私も実際に利用してみたことがありますが、YouTubeの動画をノンストップで再生できるのは360pか480pくらいが限界でした。
780p以上だと時々再生が止まることがあるので、大画面で高画質な動画を楽しみたい方にエンタメフリーオプションは向いていません。
しかし30インチを超えるようなテレビでFire TV Stickを使用するのならともかく、車の中でスマートフォンやタブレットを使って再生するのであれば、それほど高画質である必要はないでしょう。
特にBGM目的で動画や音楽を再生するならまったく問題はありません。
PIX-MT100で格安の車載Wi-Fiルーターを作ろう!
このようにUSBドングルのPIX-MT100を使えば、格安の車載Wi-Fiルーターを作ることができます。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリーオプションなら他社の半額以下で動画も音楽も再生し放題なので、Pocket WiFiやWiMAX 2+よりも圧倒的にお得です。
気に入らなければすぐに解約しても違約金は発生しないので、とりあえずお試しで使ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
車載Wi-Fiルーターが欲しいのであれば、PIX-MT100を購入して格安SIMを契約しましょう。
PIX-MT100と格安SIMの組み合わせなら3GBで900円/月くらいの低料金で使い始められますし、BIGLOBEモバイルでエンタメフリーオプションを申し込めば1,880円/月で動画や音楽の配信サービスが使い放題になります。
特に車内で動画や音楽を長時間再生したいのであれば、断トツでBIGLOBEモバイルがおすすめです!
ちなみにPIX-MT100はAmazonで購入するのがおすすめ。Amazonは販売価格が安いだけでなく、不良個体に当たっても購入後30日以内なら返品可能なので安心です。
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