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モバイルWi-Fiルーター

旅行でWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーターを車載した感想

圏外のWiMAX 2+とアンテナがフルで立っているFUJIWifi モバイルWi-Fiルーター

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家族旅行で大阪から金沢まで約4時間運転する際、WiMAX 2+のモバイルWi-FiルーターSpeed Wi-Fi NEXT W05を車載して実際に使ってみた感想、レビューを書いておきます。

Wi-Fiの用途はほぼスマートフォンのGoogleマップだけだったので、わざわざモバイルWi-Fiルーターを使用する意味はあまりなかったのですが、WiMAX 2+が車載Wi-Fiルーターとしてどれくらい実用的なのか確かめるためにあえて使ってみました。

結論から言えば、山間部を移動したり地方へ旅行するのであれば、WiMAX 2+はまったくと言っていいほど使い物にならないですね。。

私のように日常的にモバイルWi-Fiルーターを使用しているのならともかく、車載専用にするならやっぱりWiMAX 2+は向いていないです。

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WiMAX 2+はサービスエリアや街中の運転中以外はほぼ圏外

普段大阪に住んでいると地下にでも入らない限りWiMAX 2+が圏外になることはまずないのですが、車載して高速道路を運転してみるとまったく違いました。

高速道路でも大阪近辺を運転しているうちは電波が繋がっていましたが、山間部に入ると圏外になることが多くて使い物にならず…特に北陸自動車道は壊滅的でした。

途中でいくつかのサービスエリアやパーキングエリアに立ち寄ってみたところ、こういった地点だけは基地局が整備されているようでアンテナが立ちましたが、運転を再開して高速道路を走り始めるとまたすぐに圏外になるといった有様です。

WiMAX 2+はサービスエリアが狭い上に繋がりにくい

そもそもWiMAX 2+は、docomoやau、SoftBankといった携帯電話会社と比較するとサービスエリアの広さで劣ります。

しかもWiMAX 2+では2.5GHzの高周波数帯をメインで利用しているため、障害物に弱くて電波が繋がりにくいというデメリットも。高周波数帯の電波は直進性が強く、障害物にぶつかっても回り込めないのです。

WiMAX 2+ではW05など一部の機種に対して、低周波数帯の電波で通信するためのオプション、ハイスピードプラスエリアと呼ばれる通信モードも提供されています。

しかしハイスピードプラスエリアは7GB以上通信すると月末まで低速化してしまうので、ギガ放題で大量に通信したい方には向いていません。詳しくは下記の記事をお読みください。

WiMAX 2+のLTEオプションとは?ハイスピードプラスエリアのメリットとデメリットを解説
WiMAXやWiMAX 2+は電波が繋がりにくいと言われることが多いですが、そういったレビューや口コミを読んで不安になっている方はいませんか? docomoやauなどの大手携帯電話会社と比較すると、確かにWiMAX 2+は屋内や高層ビル間、...

また私のような2年契約のユーザーは追加料金もかかるため、ハイスピードプラスエリアはあくまでも非常手段です。

少なくとも初めから車でWi-Fiを使用するためと決めているなら、デメリットが満載のハイスピードプラスエリア頼みでWiMAX 2+を契約すべきではありません。

途中からSoftBank回線のFUJIWifiに切り替える羽目に

結局、途中からはSoftBank回線のFUJIWifi、Pocket WiFi 603HWを使用することにしました。

603HWは俗にプラチナバンドと呼ばれるSoftBank 4G LTEに対応しているので、山間部の移動中でも電波の繋がりやすさに問題はありません。

実際、ずっと確認していたわけではありませんが、トンネル以外ではまったく圏外になりませんでした。多分。

最大手のdocomoと比較するとSoftBankも山間部の整備は手薄だったりしますが、それでもWiMAX 2+よりは断然繋がります。プラチナバンドに対応しているか否かは非常に大きな違いです。

金沢で宿泊した温泉旅館もWiMAX 2+は圏外

車載Wi-Fiからちょっと話が逸れますが、旅行先の金沢で宿泊した湯涌温泉の旅館でもW05は圏外でした。docomoとau、SoftBankはすべてLTEで高速な通信が可能だったんですけどね。

auのLTEが繋がるということは、ハイスピードプラスエリアに切り替えれば一応W05でも通信することは可能です。

しかし無料で利用できるならともかく、追加料金をかけてまでau 4G LTEを使いたくはなかったので滞在中にW05を使用することはありませんでしたし、もちろん帰り道もW05ではなく603HWを使用しました。

Googleマップのナビしか利用しなくても、何時間も高速道路を移動し続けるとデータ通信量が馬鹿になりませんしね。スマートフォンの高速データ容量、ギガの節約になりました。

カーチャージャーのUSBポートは3基以上欲しかった

ちなみに、モバイルWi-Fiルーターを車載して複数人で利用するなら、USBポートを3基搭載したカーチャージャーがあると良かったなと思います。

私は普段USBポートを2基だけ搭載しているAnkerのPowerDrive 2 Eliteを使用していますが、今回のような使い方だとモバイルWi-Fiルーターとナビ用のスマートフォンはほぼ常時充電しておく必要があるので、他のデバイスを同時に充電することができなかったんですよね。

まあW05や603HWは内蔵バッテリーだけでも6時間は通信可能なので、必ずしもカーチャージャーに繋げっぱなしにしておく必要はないですし、モバイルバッテリーで代替することも可能ではありましたが、PIX-MT100などバッテリーを内蔵していない機種を使用するなら3基以上あると安心です。

それにUSB Type-CやMicro USB、Lightningなどコネクタの規格が異なる端末を充電するためにはその都度USBケーブルを交換する手間もかかりますし、設置スペースに問題がなければUSBポートの数は多いに越したことはないでしょう。普段使いなら2基で十分なんですけどね。

もし私がこれから購入するのであればRAVPowerのRP-VC003を選びます。Quick Charge 3.0対応機器を複数所有しているので、急速充電ができるようにQC 3.0に対応しているUSBポートが1基は欲しいです。もしくは1本で複数のコネクタに対応できるUSBケーブルがあると便利でしょう。

まとめ

街中を運転するだけなら、普段使用しているWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーターを車載しても十分役に立ってくれます。

しかし地方へ旅行するとなるとWiMAX 2+はかなり厳しいです。道中、山間部を走っているあいだはほとんど圏外でハイスピードのW05は使い物になりませんでした。

車載用にモバイルWi-Fiルーターを契約、購入するのであれば、サービスエリアが広くて電波が繋がりやすいdocomoやSoftBankの回線を利用しているモバイルWi-Fiルーターをおすすめします。もちろん利用するエリアにもよりますけどね。

特にdocomo回線を利用するなら、SIMフリーのPIX-MT100と格安SIMを組み合わせるのがおすすめです。PIX-MT100はdocomoのプラチナバンドに対応しているので、山間部でも安定した通信が期待できます。

PIX-MT100を車載Wi-Fiルーターとして使用する方法についてはこちらの記事をお読みください。

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