民泊レンタルWi-Fiの個人契約をおすすめしない理由を解説

サングラスをかけたスーツの男性 民泊Wi-Fi

株式会社Lucciが提供している民泊レンタルWi-Fiは民泊やAirbnbに最適と謳っています。

しかし民泊レンタルWi-Fiも他の民泊向けWi-Fi同様、個人利用には向いていないモバイルWi-Fiルーターです。

「データ制限の問題を解決するWi-Fi」とも謳っていますが、実際は月間50GBの通信制限が存在します。これは競合他社のサービスと比較するとかなり厳しめです。

しかも保証サービスの加入が必須で、月額料金は4,500円/月もかかります。保証費用を含んでいるとはいえ、50GBで4,500円/月はかなり割高です。

わざわざ民泊運営者向けの民泊レンタルWi-Fiを契約しなくても、個人向けならもっと大容量で低価格のサービスが存在します。もうレビューや口コミなど調べるまでもなく、個人向けのほうが絶対に格安です。

この記事では民泊レンタルWi-Fiをおすすめしない理由と、代わりにおすすめのモバイルWi-Fiルーターを解説します。

民泊レンタルWi-Fiとは

民泊レンタルWi-Fiは株式会社Lucciが提供するモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスです。

JP MOBILEが提供している民泊WiFiと混同されることが多いですが、異なる会社のサービスなのでご注意ください。

どちらも民泊の運営者、ホスト向けのサービスであるという点では一緒です。

ちなみにLucci自身がインターネット回線を所有しているわけではなく、大手キャリアであるSoftBankの回線を借りて提供しています。

サービスエリアや回線品質はSoftBankとまったく同じなので、全国の広範囲なエリアで利用することが可能です。

民泊やAirbnb運営者向けのモバイルWi-Fiルーター

民泊レンタルWi-Fiは民泊やAirbnbの運営者向けのレンタルWi-Fiサービスです。

用途としては民泊やAirbnbのアメニティとして、宿泊者に貸し出すことを想定しています。

競合他社が提供する民泊向けWi-Fiでは多言語サポートを行っていたりしますが、民泊レンタルWi-Fiではそのようなサービスはありません。

また普通の個人が契約することも可能ですが、民泊事業に使わないのであれば割高過ぎるのでおすすめしないです。これについては後ほど詳しく解説します。

初期費用・月額料金・解約費用など

Wi-Fi契約事務手数料 4,500円
月額料金 4,500円/月
解約費用 無料

民泊レンタルWi-Fiは初期費用無料を謳っていますが、Wi-Fi契約事務手数料として最初に4,500円を請求されるのでご注意ください。

また月額料金には保証サービスである安心サポートパックの料金(980円/月)も含まれています。安心サポートパックのみ解約することは不可能です。

解約費用は無料ですが、毎月14日までに解約申請しても翌月末での解約、15日以降だと翌々月末での解約となってしまいます。また支払方法でPayPalを選択している場合、自身で自動引落設定を解除しないといけません。

解約しようと思い立ったタイミングが悪いと最大で2か月分の月額料金、つまり9,000円も支払うことになってしまいます。特に短期間だけ利用しようと考えている方は要注意です。

実質無制限で使い放題

民泊レンタルWi-Fiは「データ制限の問題を解決するWi-Fi」「実質無制限」などと謳っていますが、完全に無制限というわけではないので注意してください。

サービスを提供しているLucciは制限を設けていませんが、回線の提供元であるSoftBankの判断によって通信制限が行われる可能性があります。

キャリア判断で通信制限が行われる可能性がある

民泊レンタルWi-FiはSoftBankの回線を利用しているレンタルWi-Fiサービスです。

そのためキャリアであるSoftBankが異常な通信量だと判断すると、通信速度が制限されてしまう恐れがあります。

異常な通信量と判断される基準は1か月あたり50GBです。

つまり当月のデータ通信量が50GBを超過すると、翌月までは通信速度が低速化したままで使い物にならなくなってしまいます。

通信制限がかかった場合は有料で端末を交換してもらえる

代替品送料 500円
端末返却送料 500円
代替品貸出手数料 1,000円

通信制限がかかってしまった場合、端末を交換してもらうことで間接的に制限を解除することが可能です。

ただし往復の送料や手数料を合わせて2,000円の費用がかかります。

また50GBまで使えるようになるとは言っても端末が届くまでブランクが空きますし、あくまでも非常手段と考えておいたほうが良いでしょう。

Wi-Fi Managerで遠隔地からデータ通信量を確認することが可能

民泊レンタルWi-Fiではデータ通信量をWebから確認することが可能な管理機能「Wi-Fi Manager」を提供しています。

大手キャリアでは当たり前の機能ですが、民泊向けのモバイルWi-Fiルーターでは珍しいです。

当月の総量だけでなくグラフで日ごとのデータ通信量が分かるので、代替品を手配すべきかどうか判断するのにも役立つでしょう。

保証サービスの安心サポートパックが標準で付帯

民泊レンタルWi-Fiでは保証サービス「安心サポートパック」が標準で付帯されています。

端末が故障、あるいは紛失してしまった場合、安心サポートパックを適用することで無償で修理してもらったり、端末代金無料で代替品を送付してもらうことが可能です。

故障の場合

  • 本体・電池パック・電池カバーを無制限に修理・交換。
  • SIMカードは保証対象外。破損している場合は4,000円。
  • 送料500円と返却送料は契約者負担。

端末本体が故障した場合は無償で修理、あるいは交換してもらえます。保証回数に上限はありません。

ただしSIMカードは保証対象外なので、SIMカードの再発行が必要な場合は4,000円かかります。

また代替品の送料500円と、故障した端末一式の返却送料は契約者の負担です。

紛失の場合

  • 端末弁償金を全額補填。また6か月に1回まで端末代金無料で代替品を提供。
  • SIMカードは保証対象外。紛失している場合は4,000円。
  • 送料500円と手数料1,000円は契約者負担。
  • 前回の紛失から6か月以内に紛失すると新規契約扱いとしてさらに手数料4,500円を負担。

端末本体が故障した場合は、通常3万円の端末弁償金が全額免除されます。

ただし警察へ紛失届を提出しないと、故意に端末を返却しなかった場合は弁償金を請求されるため注意してください。

また6か月に1回までは、端末代金無料で代替品を提供してもらえます。送料500円と手数料1,000円は契約者の負担です。

さらにSIMカードは保証対象外ですから、端末のみ紛失するというレアケースを除いて普通はSIMカードの再発行に4,000円もかかります。したがって代替品の請求は合計5,500円かかると考えておきましょう。

6か月以内に2回以上紛失した場合も弁償金は補填してもらえますが、代替品の請求は新規契約扱いとなります。

つまりWi-Fi契約事務手数料という名目でさらに4,500円請求されるので、2回目以降の交換費用は合計1万円です。

貸し出される端末は原則Pocket WiFi 303ZT

民泊レンタルWi-Fiでは原則としてPocket WiFi 303ZTが貸し出されますが、在庫状況によってはその他の機種が貸し出されることもあります。

その他の機種については明記されていませんが、利用規約によるとPocket WiFi 601HWが貸し出されることがあるようです。

601HWは303ZTよりも後に登場した機種ですし、全体的に303ZTよりも性能が優れています。しかしどちらもSoftBankのプラチナバンドに対応しているので、どちらの機種が貸し出されたとしても快適に通信できるでしょう。

ただし601HWは通信制限の仕様が303ZTとは異なります。

Pocket WiFi 601HWは通信制限の条件が異なる

601HWの通信制限が行われる条件は1日3GB以上です。

毎日3GB通信すれば50GBを超えて1か月あたり約90GBまで使えますが、303ZTとは違って1日3GB以上通信することはできないのでどちらも一長一短でしょう。

ちなみに303ZTと601HWのどちらでもない機種が貸し出される可能性もありますが、601HW以外の機種はすべて303ZTと同じ条件です。

前置きが長くなりましたが、民泊レンタルWi-Fiの特徴を確認したところで個人にはおすすめしない理由について説明します。

民泊レンタルWi-Fiの個人利用をおすすめしない理由

民泊レンタルWi-Fiは、民泊やAirbnbといった事業以外の用途で契約するのはおすすめしません。

個人で契約するなら、もっと大容量で低価格のモバイルWi-Fiルーターはいくらでもあるからです。

50GBで4,500円/月は高過ぎる

民泊レンタルWi-Fiは50GB以上通信すると速度制限が行われます。完全に使い放題、無制限のモバイルWi-Fiルーターではありません。

他社のレンタルWi-Fiサービス、例えば【FUJIWifi】なら50GBのルータープランは3,100円/月で提供されています。初期費用も2,000円しかかかりませんし、こちらのほうが圧倒的に安いです。

またFUJIWifiなら3,800円/月で100GB、4,800円/月で200GBなどのプランも提供されています。いずれもコスパは抜群です。

保証サービスの内容が微妙

FUJIWifiのほうが大容量で低価格なので、単純に料金で比較するならFUJIWifi一択です。

民泊レンタルWi-Fiを選ぶ理由があるとすれば保証サービスが標準で付帯されていることくらいでしょう。

しかしFUJIWifiでも安心サポートという保証サービスなら実質無料で加入することが可能です。

また上位版の安心サポートPremiumなら紛失や盗難などのトラブルでも保証してくれます。

この両者の保証サービスについて比較してみましょう。

民泊レンタルWi-FiとFUJIWifiの保証サービスの比較

民泊レンタルWi-Fi FUJIWifi(安心サポートPremium)
紛失時の端末代金保証 6か月に1回まで 1年に1回まで
1回目の費用 5,500円 4,500円
2回目以降の費用 10,000円 24,500円

FUJIWifiは実質無料の安心サポートに加入していると、破損や水没などによる故障時の弁償金は無料になります。

また上位の安心サポートPremiumは紛失や盗難も保証対象です。こちらは実質320円/月かかりますが、元々の月額料金が格安なので安心サポートPremiumに加入してもFUJIWifiのほうが低料金に抑えられます。

ただFUJIWifiでは代替機の無料貸与が1年に1回までしか認められていません。1年以内2回目以降については弁済金2万円を請求されます。さらにSIMカードの再発行費用4,000円と代替品の送料500円がかかるので、2回目以降の交換費用は合計24,500円とかなり高額です。

紛失や盗難被害に遭う頻度が1年に1回以下ならFUJIWifiで問題ありません。月額料金が圧倒的に安いので、FUJIWifiで安心サポートPremiumに加入するほうがお得です。

逆に1年に2回以上の頻度で失くすなら、民泊レンタルWi-Fiのほうが費用を抑えられるというわけですね。

しかし、果たしてそれは本当にお得なのでしょうか?

頻繁に紛失するならレンタルWi-Fiは不向き

民泊やAirbnbで第三者に貸し出すのであればともかく、普通に使っていて1年に2回も3回も紛失したり盗まれるなんてことはまずないはずです。

もし本当にそれくらい頻繁に紛失してしまうのであれば、レンタル方式のモバイルWi-Fiルーター自体が向いていないでしょう。

それよりもAmazonなどで格安のSIMフリー端末を購入して、MVNOで契約した格安SIMなどで利用するほうがおすすめです。

例えばARIA 2なら実勢5,000円くらいで販売されています。またMVNOのSIMカード再発行費用は概ね3,000円程度です。この組み合わせで利用すれば、もし紛失してしまっても1万円以下で買い直せます。毎月の保証料金も不要なので、この方法のほうがよっぽどお得です。

格安SIMは回線品質が悪いから嫌だという方は、FUJIWifiのSIMプランを契約すれば良いでしょう。SIMカードのみの紛失ならそれほど高額な弁償金はかかりません。

FUJIWifi、つまりSoftBank回線とARIA 2の組み合わせは若干微妙ですが、価格帯を上げればプラチナバンドに対応しているHUAWEI Mobile WiFi E5577が手に入ります。電波の繋がりやすさを重視するならこちらがおすすめです。

実勢価格はARIA 2の約2倍ですが、E5577を2台購入したとしてもFUJIWifiの弁償金のほうが高額ですから、紛失のリスクが心配なら決して高過ぎるということはないでしょう。

紛失リスクが心配ならレンタルWi-FiよりもSIMフリー端末がおすすめ

結局のところ、紛失する回数が1年に1回以下ならFUJIWifiでルーターを借りるほうがお得ですし、2回以上紛失することが心配ならFUJIWifiから借りるのはSIMカードだけにして、端末は自分で用意したほうが安上がりです。

わざわざリスクが大きいレンタルWi-Fiを契約して保証サービスにお金をかけるよりも、その都度買い直すほうが新しい端末を使い続けられますし費用も抑えられますよ。

まとめ

民泊レンタルWi-Fiを個人が契約するメリットはほぼありません。高速データ容量に対して月額料金が割高ですし、保証サービスの内容も微妙です。

民泊向けWi-Fiとしては競合他社よりも手厚いですが、個人ならもっと良い選択肢がいくらでもあります。

単純にモバイルWi-Fiルーターをレンタルしたいなら【FUJIWifi】がおすすめ。実質無料の安心サポートに加入するだけで故障時の弁償金が無料になります。

安心サポートPremiumに加入すれば紛失や盗難時の弁償金も1年に1回までは免除されますが、2回以降の紛失が心配ならレンタルWi-Fiを利用するのではなく、SIMフリー端末を購入するほうがおすすめです。

SIMカードだけFUJIWifiからレンタルするか、もしくはMVNOの格安SIMを契約しましょう。高額な弁償金を支払うくらいなら新品の端末を買い直すほうがよっぽど良いですよ。

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