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【レビュー】FUJIWifiのSIMプランを契約して爆速603HWで使ってみた!

FUJIWifiのSIMカードケースと603HW モバイルWi-Fiルーター

※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれますのであらかじめご了承ください。

【FUJIWifi】と言えばSoftBank回線に対応しているモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスで有名ですが、現在はSIMカードのみの貸し出しも行っています。

SIMカードのみレンタルするSIMプランなら、自分で用意した好きな端末でFUJIWifiの高品質な回線を利用することが可能です。

そこで先日SIMロック解除したPocket WiFi 603HWの性能を100%引き出すために、FUJIWifiのSIMプランを契約しました。

結論から言えば、603HWとFUJIWifiの組み合わせは最高です。通信速度は下り90Mbpsを超えて爆速ですし、WiMAX 2+が繋がりにくい場所でも安定して繋がります。

それでいて月額料金も破格です。100GBプランが3,800円/月、200GBが4,800円/月で使えるSIMカードなんてFUJIWifiくらいのものです。最近流行りの格安SIMでもここまで安くありません。

そんなFUJIWifiのSIMプランについてレビューします。

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FUJIWifiのSIMプランを契約するメリット

まず初めに、FUJIWifiのSIMプランを契約するメリットについて簡単にまとめておきます。

ルータープランとは異なり端末を自由に選べる

以前からFUJIWifiで提供されているルータープランなら、わざわざ端末を購入する必要がありません。しかしFUJIWifiから貸し出される端末しか使えないという縛りがあります。

SIMプランなら使用する端末に制約はないので、SIMロックがかかっていないSIMフリー端末ならどの機種でもFUJIWifiのSIMを使うことが可能です。

またルータープランで貸し出される端末は基本的に中古品というデメリットもあります。つまり新品と比べると多少なりとも電池持ちは悪くなってるはずです。

さらに保証サービスの安心サポートPremiumに非加入の場合、端末を紛失したり盗難などの被害に遭ったら弁済金20,000円を支払わないといけないリスクもあります。

しかしSIMプランなら自分で購入した新品の端末を使えるので、バッテリーの劣化を心配する必要はありません。また紛失したとしても、自分の所有物なら弁済金を支払う必要はないですよね。新しい端末を購入する必要はあるかもしれませんが、20,000円もあれば高性能なSIMフリーのモバイルWi-Fiルーターを購入することが可能です。

格安SIMとは異なり低価格なのに高速

FUJIWifiは100ギガプランが3,800円/月など、データ容量あたりの料金が非常に割安ですが、いわゆる格安SIMサービスではありません。

格安SIMはキャリアの回線を間借りしているというその仕組み上、絶対に回線元のキャリアよりも通信速度が劣ります。トラフィックが空いていれば同じくらい高速で通信することもあるかもしれませんが、回線元のキャリアを上回ることはまずあり得ないのです。

しかしFUJIWifiはキャリアであるSoftBankのユーザーとまったく同じ回線を使用しているので、トラフィックが混雑すると通信速度が遅くなりやすいということはありません。回線品質がSoftBankと完全に同一なのです。

格安SIMと比べると小容量、低料金のプランが提供されていないのがデメリットですが、逆に言えば大量に通信するなら高品質で割安なFUJIWifiのほうが圧倒的に優れています。

FUJIWifiの契約手続きと利用方法

FUJIWifiは公式サイトからのみ申し込むことが可能です。

ただし、ルーターやSIMカードのレンタルを申し込むには、あらかじめ会員登録を済ませておかなくてはいけません。

FUJIWifiの公式サイトから会員登録を行う

FUJIWifiの公式サイトトップページ

会員登録が済んでいる方もそうでない方も、まずは【FUJIWifi】にアクセスしましょう。

そして「一般のお申込みはこちら」をクリックしてください。

FUJIWifiの会員ログインページ

会員登録が済んでいる方はここでログインしましょう。

まだの方は「会員登録はコチラ」をクリック。

FUJIWifiの会員登録ページ

このページで会員登録情報を入力と、本人確認書類のアップロードを行ってください。

FUJIWifiの会員登録の入力内容確認ページ

入力内容を確認して問題がなければ送信しましょう。

FUJIWifiの会員登録情報

会員登録が完了するとマイページのログイン情報、ユーザーIDとパスワードが表示されます。この情報は控えておいて大事に保管してください。

ここまでで会員登録の手続きは終了ですが、このままマイページにアクセスしてFUJIWifiサービスの契約手続きを行います。

マイページから新規お申し込み(端末の追加契約)を行う

FUJIWifiの会員ログインページ

マイページのログイン画面に移動したら、先ほど表示されたユーザーIDとパスワードでログインしましょう。

FUJIWifiの会員メニュー

ログインするとこのようにいくつかのメニューが表示されます。

新規でルータープランやSIMプランを申し込む場合、左上の「新規お申し込み」をクリックしましょう。

FUJIWIfiの新規契約手続き画面

申し込み画面の契約者情報には、先ほど登録した会員情報が表示されているはずです。

送付先の住所に変更がなければ、このまま契約内容を選択していきます。私はSIMプランの100ギガプランを選択しました。

その他、申し込み時の注意点を簡単にまとめておきます。

安心サポートは加入必須だが即解除可能

対象プラン 通常料金 割引適用後の実質料金
安心サポート ルータープラン 300円/月 無料
安心サポートPremium 620円/月 320円/月
安心サポートPremium for SIM SIMプラン 620円/月 320円/月

安心サポート、安心サポートPremium、安心サポートPremium for SIMはいずれも契約時の加入が必須です。

しかし何か月以上加入し続けないといけないといった契約期間の縛りはないので、不要なら契約後すぐに解除しても構いません。

初月は月額料金がかかりますが、「安心セットお値引き300円」が適用されてFUJIWifiの料金から300円が割り引かれます。ルータープランなら安心サポートは実質無料なので、これは解除する必要はないですね。

安心サポートPremiumや安心サポートPremium for SIMを解除するなら、毎月12日までに問い合わせフォームから連絡するか、マイページから手続きしましょう。

毎月13日以降の手続きは翌月末で解除となってしまうので注意してください。

利用開始のタイミングと月額料金の日割計算について

利用開始のタイミングは当月からと翌月からの2択ですが、25日以降の申し込みは翌月からのみ利用可能です。

また月額料金は日割計算されませんが、16日~24日に当月利用開始で申し込んだ場合、当月分は半額のみの請求となります。

クーポンコードの入力と入手方法

FUJIWifiでは不定期で開催するキャンペーンでクーポンコードを配布することがあります。クーポンコードを所有している対象者は、この申し込み画面で忘れずに入力しましょう。

クーポンコードは公式サイトに掲載されていることもあれば、TwitterやFacebook、LINE@などのSNSを利用して配信することもあります。これらSNSのアカウントも公式サイトから登録したり、投稿内容を確認できるので、申し込む前に1度確認しておくと良いですね。

ちなみに当サイトのTwitterアカウント@GadgeLiveでもお得なキャンペーン情報について呟いたりするので、こちらもぜひフォローしてください。

支払方法はクレジットカードのみ

最後に決済に使用するクレジットカード情報を入力したら申し込み手続きは終了です。

ちなみに法人や個人事業主なら請求書払いにも対応してくれます。

ただし審査の結果、請求書払いを認められなかった場合はクレジットカードの登録手続きをしないといけないので注意してください。

FUJIWifiの申し込み内容確認画面

申し込みが完了したら、端末やSIMカードが届くのを待ちましょう。

配送方法は原則として、ポストに投函されるゆうパケットで届きます。

SIMカードが届いたらすること

FUJIWifiから届いたゆうパケットの荷物

筆者はSIMプランを翌月1日から利用開始で申し込んだわけですが、SIMカードは1日に投函されていました。

ただゆうパケットは不在でも受け取れるのが嬉しい反面、盗難などのリスクを考えると若干不安ではありますね。

FUJIWifiから送付された荷物の中身

届いた荷物を開封すると、利用ガイドとSIMカードケースが入っていました。

FUJIWifiのSIMカードケース

表面にはFUJIWifiのロゴが印刷されたシールが貼られています。

FUJIWifiのSIMカードケースの中身

SIMカードケースの中には、nanoSIMサイズのSIMカードとSIMピン、そして変換アダプターがいくつか入っていました。

iPhoneなどのnanoSIM端末で使用する場合はSIMカードをそのままセットすれば大丈夫ですが、microSIMや標準SIMの端末で使用するならSIMカードのサイズを変更するための変換アダプターが必要です。

ちなみに筆者が使用する予定の603HWはmicroSIMなので、自前の変換アダプターを使ってセットしました。

端末にSIMカードをセットしたら、電源を入れてAPN(プロファイル)を設定します。

端末にAPN(プロファイル)を設定する

  • APN(アクセスポイント名):plus.4g
  • ユーザー名:plus
  • パスワード:4g

FUJIWifiのAPN情報はマイページや、SIMカードと同封されている利用ガイドに記載されています。iOS端末用のプロファイルはマイページからダウンロードすることが可能です。

APNを設定しないと、SIMカードをセットしただけではモバイルネットワークに繋がりません。スマートフォンでもモバイルWi-Fiルーターでも必ず設定しましょう。

FUJIWifiのレビュー、603HWで利用した感想

FUJIWIfiのSIMプランを契約してからまだ日は浅いですが、Pocket WiFi 603HWで使用してみた感想、レビューを簡単にまとめておきます。

通信速度は90Mbps超を記録するほどの爆速!

FUJIWifiのSIMカードをセットした603HWで何度かスピードテストを行ったところ、私の環境では最高で下り90.2Mbpsを叩き出しました。爆速です。超快適に通信できます。

603HWは複数の電波を束ねて同時にデータ通信を行うキャリアアグリゲーションや4×4 MIMO、さらに変調方式256QAMといった技術に対応していますが、これらが効いているようです。

試しにキャリアアグリゲーションに対応していないMR04LNでもスピードテストを行ってみましたが、こちらは最高でも下り70Mbps程度しか出ませんでした。

70Mbpsも出ていれば十分…とはいえ、夜間など時間帯によっては603HWでも30Mbps程度まで落ち込むので、キャリアアグリゲーションの恩恵は無視できないです。

FUJIWifiのルーラープランで貸し出されるFS030Wもキャリアアグリゲーションなどの技術に非対応なので、MR04LNと同程度の速度しか出ないでしょう。

より高速で快適に通信したいのであれば、SIMプランを契約して603HWで運用するこの方法がおすすめです。

WiMAX 2+の電波が入りにくい場所でもしっかり繋がる

FUJIWifiとWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーター

現在メインで使用しているWiMAX 2+のモバイルWi-Fiルーターは、基本的に2.5GHz帯の電波しか利用できません。2.5GHz帯のような高周波数帯の電波は直進性が強く、コンクリートを透過しにくいため屋内に届きにくいのがデメリットです。

一方でFUJIWifiと組み合わせた603HWは2.5GHz帯だけでなく、プラチナバンドと呼ばれる900MHz帯や2.1GHz帯など低周波数帯の電波にも対応しているので、WiMAX 2+が繋がりにくい場所でもしっかりと繋がります。

私が現在仮住まいしている住宅は鉄筋コンクリート造なのでWiMAX 2+は圏外寸前、壊滅的に電波が入らないんですよね。アンテナが立っていても電波が減衰してしまっているのでしょう、通信速度が遅くてまったく使い物になりません。

しかしプラチナバンドに対応している603HWは、屋内でもアンテナがフルで立っていて、十分な通信速度が出てくれます。

電波の繋がりやすさはWiMAX 2+よりも圧倒的に603HW×FUJIWifiが優れていると実感しました。

タッチパネル搭載で操作しやすい

FUJIWifiのルータープランで貸し出される端末、FS030Wは小さいディスプレイを搭載していますがタッチパネルではありません。2つのボタンを駆使して操作するのですが、これが慣れないとなかなか難しいです。

しかし603HWのディスプレイはタッチパネルを搭載しているので、スマートフォンのように簡単に操作できます。

タッチパネルを搭載しているモバイルWi-Fiルーター自体は珍しくありませんが、好きな端末を使えるSIMプランならではのメリットと言っても良いでしょう。

電池持ちの悪さはそれほど気にならない?

モバイルWi-Fiルーターの電池持ち、連続通信時間について調べてみると、FS030Wの公称値が最大20時間なのに対して、603HWは省電力モードをONにしても最大8.5時間です。両者の数字を比較すると、603HWは電池持ちがかなり悪いんじゃないかと思われるかもしれません。

正直なところ、私も使い始めるまでは不安でした。しかし実際に使ってみると、省電力モードをOFFにしていても意外と長持ちするなあという印象を持ちます。

実際に確かめてみたところ、省電力設定をONにした状態でフル充電から残量0になるまで公称値よりも2時間長い約10.5時間使用することが可能でした。

もし電池持ちに不満を感じたとしてもモバイルバッテリーを使えば駆動時間を伸ばせますし、個人的にはあまり気にならないです。

FUJIWifiと603HWは最高の組み合わせ!

以上、今のところFUJIWifiや603HWに大きな不満はないですね。

今までSIMフリーのMR04LNにはいわゆる格安SIMを入れて使ってきましたが、FUJIWifiはそれとは比べ物にならないスピードです。

しかも3波キャリアアグリゲーションや4×4 MIMO、変調方式256QAMに対応している603HWならさらに高速な通信を期待できます。

またメインで使用しているWiMAX 2+と比較すると、屋内でも電波が繋がりやすいです。屋外でもSoftBank 4G LTEのほうが圧倒的にエリアが広いので、地方や山間部に行く時は603HWが活躍してくれるでしょう。

下り最大612Mbpsの超高速通信に対応しているエリアはまだまだ狭いですが、実測で90Mbpsも出ていれば文句ありません。この品質で100GBが3,800円/月というのは、格安SIMよりも圧倒的に破格です。

FUJIWifiの容量無制限プランはルータープランでないと選べませんが、100GBや200GBで足りるのであればSIMプランを契約して603HWやSoftBank版の601HWで運用してみてはいかがでしょうか。

レンタル端末よりも操作性が優れているだけでなく、高速で快適な通信が期待できますよ。

まとめ

FUJIWifiのSIMプランを契約して、SIMロック解除したPocket WiFi 603HWで使い始めました。

603HWはSoftBank回線向けのモバイルWi-Fiルーターとしては最高性能を誇ります。つまり、FUJIWifiの高品質な回線をもっとも生かすことができるモバイルWi-Fiルーターなのです。

同等モデルの601HWや602HWもそうですが、603HWはキャリアアグリゲーションなどの技術に対応しています。これによりSoftBank回線を利用しているFUJIWifiのSIMカードと組み合わせた場合、下り最大612Mbpsの超高速通信を利用することが可能です。

実際にスピードテストを行ってキャリアアグリゲーション非対応の端末と比較してみましたが、603HWのほうが高速で快適に通信できています。

端末の操作性も優れていますし、あえて自分で端末を用意しないといけないSIMプランを契約して603HWで運用するという方法は、個人的にはかなりおすすめしたいです。

WiMAX 2+と比較すると屋内でも電波が繋がりやすいですし、サービスエリアの面でも603HW×FUJIWifiのほうが優れています。

通信速度や電波の繋がりやすさを妥協したくない、だけど大容量プランをお得に利用したい。そんな方におすすめです!

FUJIWifiのお申し込みは↓の緑のボタンからどうぞ。

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