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WiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターの下り通信速度と上り通信速度を比較

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UQコミュニケーションズをはじめとするWiMAX 2+事業者が販売しているモバイルWi-Fiルーターについて、下り通信速度と上り通信速度の性能をまとめました。

WiMAX 2+に対応しているモバイルWi-Fiルーターは複数の機種が販売されていますが、それぞれ異なる性能を持っています。快適に高速通信を利用したいのであれば、下り最大速度や上り最大速度が優れている機種を購入しましょう。

通信性能が優れている機種を知りたい、あるいは通信速度を比較して選びたいという方はぜひこの記事を参考にしてください。内容は随時更新します。

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WiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターの通信速度比較表

機種 ハイスピード ハイスピードプラスエリア
モバイルルーター
Speed Wi-Fi NEXT WX06 440Mbps/30Mbps 440Mbps/75Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W06 558Mbps/30Mbps 1237Mbps/75Mbps
Speed Wi-Fi NEXT WX05 440Mbps/30Mbps 440Mbps/75Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W05 558Mbps/30Mbps 758Mbps/112.5Mbps
Speed Wi-Fi NEXT WX04 440Mbps/30Mbps 440Mbps/75Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W04 558Mbps/30Mbps 758Mbps/37.5Mbps
Speed Wi-Fi NEXT WX03 440Mbps/30Mbps
Speed Wi-Fi NEXT W03 220Mbps/10Mbps 370Mbps/25Mbps
ホームルーター
WiMAX HOME 02 440Mbps/30Mbps 440Mbps/75Mbps
Speed Wi-Fi HOME L02 558Mbps/30Mbps 1000Mbps/75Mbps
WiMAX HOME 01 440Mbps/30Mbps 440Mbps/75Mbps
Speed Wi-Fi HOME L01/L01s 440Mbps/30Mbps 440Mbps/37.5Mbps
novas Home+CA 220Mbps/10Mbps
USBタイプ Speed USB STICK U01+Triprouter 220Mbps/10Mbps 75Mbps/25Mbps

WiMAX 2+に対応しているモバイルWi-Fiルーターについて、現行機種の下り最大速度と上り最大速度を通信モード別にまとめました。

初めに注意点ですが、これらの通信速度はすべてベストエフォートです。最高の条件が揃っている環境では下り1237Mbpsや上り112.5Mbpsで通信することが可能ですが、常にこの速度で通信することが保証されているわけではないのでご注意ください。

2020年4月現在、下り速度についてはSpeed Wi-Fi NEXT W06、上り速度についてはSpeed Wi-Fi NEXT W05が最速となっています。

ただし通常の通信モード、ハイスピードモードにおいてはどちらもまったく同じなので、新型であるW06のほうが断然おすすめです。

W06が優れている理由について詳しく説明する前に、表に記載した4つの用語について補足しておきます。

下り最大速度と上り最大速度

下り速度とはデータをダウンロードする際の通信速度のことです。受信速度やダウンロード速度などと表記されることもあります。

下り速度が速ければ、例えばWebサイトの読み込みや表示にかかる時間が短くなります。またYouTubeで高画質の動画をストリーミング再生することが可能です。

逆に下り速度が遅いと、Webサイトにアクセスしてもなかなか画面が表示されなかったり、動画を再生しようとしても画質が荒かったり、頻繁に再生が停止されてしまったりします。

上り速度とはデータをアップロードする際の通信速度のことです。送信速度やアップロード速度などと表記されることもあります。

上り速度が速ければ、メールやLINEなどの送信にかかる時間が短くなります。またリアルタイムで高画質な動画を配信するなど、大容量のデータを短時間で送信することが可能です。

ハイスピードとハイスピードプラスエリアの違い

WiMAX 2+には2種類の通信モードが存在します。

ハイスピードが通常使用する通信モード

ハイスピードは2.5GHz帯のWiMAX 2+回線のみを利用する通信モードです。

ご存知ではない方のために補足しておくと、WiMAX 2+とは広義ではモバイルWi-Fiルーターやそのサービスなどを指しますが、狭義では2.5GHz帯の電波のことを指します。

ギガ放題プランではハイスピードの容量制限がなくなるため、7GB制限を気にせずに高速通信を利用できます。下り最大速度は機種やエリアによっても異なりますが、最新のW05なら558Mbpsで通信することが可能です。

ハイスピードプラスリアはau 4G LTEを使用する通信モード

ハイスピードプラスエリアは2.5GHz帯のWiMAX 2+回線に加えて、au 4G LTE回線も利用する通信モードです。

au 4G LTE回線は2GHz帯や800MHz帯など、WiMAX 2+の2.5GHz帯よりも低周波数帯の電波を中心に利用しています。低周波数帯の電波はコンクリートを透過しやすく、障害物を回避しやすいので、屋内や山間部などの電波が届きにくいエリアでも繋がりやすいという特徴があります。

WiMAX 2+サービスで利用可能なau 4G LTEの下り速度は、単体だと最大400Mbpsです。WiMAX 2+の558Mbpsと比べるとやや遅いと思われるかもしれません。

しかしCA(キャリアアグリゲーション)に対応している機種なら、WiMAX 2+回線とau 4G LTE回線を束ねて同時に接続、通信することが可能です。例えば3波の周波数帯を束ねる3CAに対応しているW05なら、下り最大758Mbpsで通信することが可能です。

さらに4×4 MIMO(フォーバイフォーマイモ)や変調方式256QAMに対応しているW06なら、5波の周波数帯による5CAに対応しています。この時の通信速度は下り最大1237Mbpsで、W05を大幅に上回ります。

このように通信モードをハイスピードプラスエリアに設定すると、ハイスピードよりも電波は繋がりやすく、理論上の通信速度はより高速となるのです。

以上の内容を踏まえて、通信速度が1番速いWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターとその理由を解説していきます。

下り通信速度が1番速いWiMAX 2+対応モバイルWi-FiルーターはW06

下り通信速度が1番速いWiMAX 2+対応モバイルWi-FiルーターはSpeed Wi-Fi NEXT W06です。

W06やW05など、型番がW+数字となっている端末のシリーズはHuaweiが製造しています。

HuaweiはモバイルWi-Fiルータ市場では最大手とも言えるメーカーで、Pocket WiFiなど他社のサービスでも多数のHuawei製品が採用されています。

そんなWシリーズの最新機種であるW06の通信面の性能について解説していきます。

ハイスピードの下り最大速度は最速タイの558Mbps

WiMAX 2+で通常使用する通信モードはハイスピードです。そのハイスピードにおける下り速度はWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターとしては最速タイの最大558Mbpsを誇ります。

いわゆるWiMAX 2+回線は、通常は下り最大110Mbpsです。しかしCAに対応している機種なら2倍の最大220Mbps、さらに4×4 MIMO(フォーバイフォーマイモ)にも対応している機種なら4倍の最大440Mbpsとなります。

ところがW06はそれだけではありません。CAと4×4 MIMOに加えて、さらに変調方式256QAMに対応しています。そのためWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターとしては最速タイの下り最大558Mbpsで高速通信を行うことが可能です。

ハイスピードの上り最大速度も最速タイの30Mbps

上り最大速度については他の多くの機種と同じく30Mbpsです。

下り速度と比較すると非常に遅いですが、上り速度が遅くて困る状況は滅多にありません。実測で5~10Mbps程度なら十分快適に通信することが可能です。

もし上り最大30Mbpsでも不満なら、7GB制限があるハイスピードプラスエリアモードを駆使するか、WiMAX 2+ではなくdocomo系のモバイルWi-Fiルーターを契約しましょう。

docomoの最新モバイルWi-Fiルーター、Wi-Fi STATION HW-01Lなら上り最大131.3Mbpsに対応しています。WiMAX 2+のハイスピードと違って容量制限こそあるものの、ハイスピードプラスエリアよりは大容量のプランを利用することが可能です。

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ハイスピードプラスエリアなら下り最大1237Mbpsの高速通信が可能

au 4G LTE回線が利用可能なハイスピードプラスエリアモードにおいては、下り最大1237Mbpsを実現しています。これは事実上、WiMAX 2+最速です。

ハイスピードモードだとCAなどを適用しても下り最大558Mbps止まりですが、4×4 MIMOや変調方式256QAMを適用したau 4G LTE回線と5CAで組み合わせることにより、下り最大1237Mbpsになります。

ハイスピードプラスエリアモードでは月間7GB以上通信すると厳しい速度制限が行われるため注意が必要ですが、それさえ気をつければより快適な高速通信が期待できます。

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ハイスピードプラスの上り最大速度は75Mbps止まり?

ハイスピードプラスエリアの上り速度については、残念ながら現時点では最速ではありません。

旧型のW05がWiMAX 2+史上最速の最大112.5Mbpsを実現したのに対し、W06は最大75Mbps止まりです。

ただ、W05も発売時点では上り最大75Mbpsでした。発売後のアップデートでUL CA(アップリンクキャリアアグリゲーション)が可能になったことにより、上り最大112.5Mbpsとなったのです。

ですからW06も、今後のアップデートにより上り最大112.5Mbps、あるいはそれ以上の性能になる可能性は十分にあります。

ハイスピードプラスエリアは7GB制限があるためそれほど長時間使用する通信モードでもないですし、上り通信速度の差は気にしなくても良いでしょう。

以上の理由から、通信速度を重視するのであれば最新機種のW06がもっともおすすめです。

WiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターの通信性能を解説

通信速度を最重視するならW06一択ですが、他の機種についてもW06と何が違うのか、どの部分で劣っているのかといったことを簡単に解説しておきます。

Speed Wi-Fi NEXT W05

ここまでも述べたきたように、ハイスピードモードにおける通信性能はW06とまったく同じです。ハイスピードプラスエリアにおいては下り通信速度は負けていますが、上り通信速度では勝っています。

しかしハイスピードプラスエリアで7GB以上通信してしまうとハイスピードモードも通信制限の対象となってしまうので、あまり長時間使用することはできません。言い方は悪いですが、ハイスピードプラスエリアの通信性能で上回っていてもあまり意味がないのです。

それにW06はスペック表の数字だけでは見えない部分で進化しています。例えば高性能ハイモードアンテナやWi-Fi TXビームフォーミング搭載により、電波の受信感度やWi-Fiの実効速度が旧型機種よりも約20%アップするとされています。

他にも電波の受信感度が良い場所をスマートフォンのアプリで探せるベストポジション機能も搭載。屋内などでは電波が繋がりにくいと言われがちなWiMAX 2+ですが、W06はその弱点を克服しにきています。

そうでなくても旧型のW05をあえて選ぶ理由はありません。Wシリーズから選ぶのであれば、最新型のW06をおすすめします。

Speed Wi-Fi NEXT WX05

型番がWXから始まっているシリーズは、NECプラットフォームズ製のモバイルWi-Fiルーターです。

WXシリーズの最新モデルはWX05ですが、こちらは3CAや変調方式64QAMに対応していません。そのため下り最大速度は2CAと4x4MIMOを組み合わせた440Mbps止まりです。

また上り速度についてはハイスピードが最大30Mbps、ハイスピードプラスエリアが最大75Mbpsとなっています。ハイスピードはW05と同等ですが、ハイスピードプラスエリアではUL CAに対応しているW05のほうが高速です。

以上からモバイルネットワークの通信速度に関してはW5のほうが優れています。

WX05は電波が繋がりにくいエリアで強い

ただしWX05にも強みはあります。

WX05は電波が弱い時に通信品質を向上させるWiMAXハイパワーに対応していて、電波が届きにくいエリアでの通信速度は従来機と比較して約20%も向上しました。

WiMAX 2+の電波が繋がりやすいエリアではW05がおすすめですが、電波が繋がりにくいエリアで使用するならWiMAXハイパワーに対応しているWX05のほうが向いています。

またW05はバッテリー内蔵式ですが、WX05は電池パック式なのでユーザー自身で交換することが可能です。内蔵式だとバッテリー交換が修理扱いとなって高額な費用がかかるので、これもメリットと言えるでしょう。

Speed Wi-Fi NEXT WX04

WX04もNECプラットフォームズ製のモバイルWi-Fiルーターです。

基本的なスペックはWX04に似通っていますが、こちらはWiMAXハイパワーに対応していません。

以前はW05に対して電池パックの交換が可能というメリットがありましたが、今となっては後継機のWX05があるのであえて型落ちのWX04を選ぶ理由はないです。

Speed Wi-Fi HOME L02

Speed Wi-Fi HOME L02はWシリーズと同じくHuaweiが製造しているホームルータータイプの機種です。

実はL02も端末の性能としては、モバイルネットワーク側は下り最大1237Mbpsの超高速通信に対応しているのです。

しかし肝心のWi-Fiは下り最大867Mbps、有線LANでも下り最大1000Mbpsの性能しか備えていないため、実際には下り最大1000Mbpsでしか利用することができないという若干残念な仕様になっています。

ただし逆に言えば、Wi-Fi接続に限定して言えばW06と同等の性能を備えているので、自宅でしか利用しないのであればL02でもまったく遜色はありません。むしろ高感度の指向性アンテナが搭載されていたり、Wi-Fi TX ビームフォーミングにより旧型機種よりも約30%の性能アップを実現したとのことで、W06よりもさらに快適に通信できるでしょう。

2.4GHz帯と5GHz帯のWi-Fiを同時に利用することも可能ですし、持ち運んで使用しないのであればW06よりもL02のほうがおすすめです。

Speed Wi-Fi HOME L01/L01s

L01とそのマイナーチェンジ版であるL01sは、L02の前モデルということになります。

下り速度についてはCAと4×4 MIMOに対応していますが、変調方式256QAMには対応していません。またCAは2回線を束ねられる2CA止まりで、3CAには非対応です。

そのため通信モードにかかわらず下り最大速度は440Mbpsと、L02よりもかなり劣っています。

L02が登場した今、旧型のL01やL01sを選ぶ理由は一切ありません。ホームルータータイプの機種が欲しいなら、L02かNECプラットフォームズ製のWiMAX HOMW 01を選びましょう。

Speed Wi-Fi NEXT W04

W04はW05と同じHuawei製のモバイルWi-Fiルーターです。型番がWから始まっていることからも分かるように、W05よりも1つ前の旧型ということになります。

CAと4×4 MIMO、そして変調方式256QAMによりハイスピードでは下り最大558Mbps、ハイスピードプラスエリアでは下り最大758Mbpsで通信することが可能です。ここまではまったくW05と同じですね。

しかしハイスピードにおける上り速度は最大30MbpsとW05と同等ですが、ハイスピードプラスエリアモードにおいては最大37.5Mbps止まりとなっています。

同一シリーズの旧型なので、通信面以外の性能も基本的にW05のほうが優れています。したがってWシリーズから選ぶのであれば断然W05がおすすめです。

Speed Wi-Fi NEXT WX03

WX03はWX04の旧型です。

WXシリーズはWX04で初めてau 4G LTE回線、つまりハイスピードプラスエリアに対応しました。そのため旧型のWX03やWX02、WX01はWiMAX 2+回線しか利用できません。

WX03はキャリアアグリゲーションと4x4MIMOに対応しているので下り最大440Mbps、上り最大30Mbpsで通信することが可能ですが、いずれもW05やWX04と比較すると同等以下の性能であることは明らかですよね。

通信速度重視なら最新機種のW05や、後継機であるWX04を検討しましょう。

Speed USB STICK U01+Triprouter

Speed USB STICK U01はUSBメモリのような形状の珍しい機種です。TriprouterはU01専用のドッキングルーターで、装着するとU01をWi-Fiルーターとして使用することが可能になります。このようなUSBメモリタイプの端末は非常に珍しく、現時点で取り扱っている事業者は存在しません。

4×4 MIMOや変調方式256QAMに非対応であるため、ハイスピードにおける下り最大速度は220Mbps、上り最大速度は10Mbpsです。これまでに紹介した機種と比較すると格段に劣っています。

またハイスピードプラスに対応しているものの、WiMAX 2+回線とau 4G LTE回線でCAすることは不可能です。そのためau 4G LTE回線の通信時は下り最大75Mbps、上り最大25Mbpsとなってしまいます。

通信速度を重視している方なら候補外ですね。

まとめ

現行のWiMAX 2+対応モバイルWi-Fiルーターで通信速度を重視するのであれば、Speed Wi-Fi NEXT W06やW05がおすすめです。

ハイスピードプラスエリアモードだとW06のほうが下り速度で圧勝していますが、通常使用するハイスピードモードにおいては同等のスペックを備えています。またハイスピードプラスエリアモードについても上り速度はW05のほうが高速です。

ただしWiMAX 2+の電波が繋がりにくいエリアでも使いたいのであればWiMAXハイパワーに対応しているWX05、自宅でのみ使用するならホームルータータイプのL02を検討してみても良いでしょう。

UQ WiMAXの申し込みはこちらの公式サイトからどうぞ。

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