UQ WiMAXのSIMは他の端末で使える?UQ mobileとの違いを解説

スマートフォンを片手に考え事をしている女性 WiMAX 2+

UQ WiMAXことWiMAX 2+と言えば、月間データ通信容量が無制限のギガ放題ですよね。

このWiMAX 2+ ギガ放題のSIMカードを、他社のスマートフォンやモバイルWi-Fiルーターで使えないかと考えたことがある方は多いでしょう。

残念ながらWiMAX 2+のSIMカードは、WiMAX 2+向けのモバイルWi-Fiルーター以外では使えないように制限がかけられています。WiMAX 2+のSIMカードはたとえSIMフリーであっても他社の端末では使えないのです。

ここで「UQ mobileからSIMフリーのスマートフォンで使える格安SIMが提供されているじゃないか」と、疑問を持たれる方がいるかもしれませんね。

いわゆる格安SIMに分類されるUQ mobileは、SIMロックが解除済みであれば他社の端末でも使えます。しかしWiMAX 2+はたとえSIMロックがかかっていなくても他社の端末では絶対に使えないのです。

またWiMAX 2+のSIMカードは、WiMAX 2+の端末であればどれでも使えるというわけではありません。SIMカードの種類と端末の組み合わせによっては使えないことがあるため、白ロムを購入するなら予備知識が必要です。

そこでUQ WiMAXとUQ mobileの違いや、SIMカードの挿しかえに必要な予備知識についてまとめました。これを読めば、WiMAX 2+のSIMカード挿しかえで失敗することはまずないでしょう。

WiMAX 2+のSIMカードを他の端末に挿しかえて使いたいと考えている方はぜひこの記事を読んでください。

UQ WiMAXとUQ mobileの違い

UQ WiMAX UQ mobile
対応端末 自社モバイルWi-Fiルーターのみ スマートフォン
タブレット
モバイルWi-Fiルーターなど
高速データ容量 容量無制限(HS)
7GB(HS+A)
最大21GB
最大通信速度 下り558Mbps/上り30Mbps(HS)
下り1237Mbps/上り112.5Mbps(HS+A)
下り1237Mbps/上り112.5Mbps
速度制限時の
最大通信速度
1Mbps(HS)
128kbps(HS+A)
300kbps(おしゃべりプラン・ぴったりプラン)
200kbps(データ高速プラン)

まずUQ WiMAXUQ mobileの主な違いをまとめてみました。なおHSとHS+Aは通信モードの略称で、それぞれハイスピードとハイスピードプラスエリアのことを指します。

UQ WiMAXとUQ mobileはどちらもUQコミュニケーションズが提供している通信サービスで、4GやLTEといったモバイルネットワークを使用しているという点は共通していますが、そのサービス内容には大きな違いが2つあります。

それは対応端末と高速データ容量、いわゆるギガです。

他にも最大通信速度や、速度制限の条件などが異なりますが、順番に確認していきましょう。

WiMAX 2+はモバイルWi-Fiルーターしか提供されていない

UQ WiMAXはWiMAX 2+と呼ばれる4G回線を利用した通信サービスです。WiMAX 2+は回線の名称ですが、広義ではUQ WiMAXのサービス全体を指すこともあります。

また実際にはUQコミュニケーションズ以外にも約20社のプロバイダー、MVNOがWiMAX 2+サービスを提供しているので、それらを含めるためにもここではWiMAX 2+の呼称を使って解説しますね。

WiMAX 2+ではどの通信事業者でも回線と端末がセットで販売されています。つまりWiMAX 2+を契約するなら、必ず端末を購入しないといけないのです。

そしてWiMAX 2+で提供されている端末は、すべてモバイルWi-Fiルーターとなっています。バッテリーを内蔵していないホームルータータイプやUSBスティックタイプといった選択肢はありますが、スマートフォンやタブレットは提供されていません。

一方でUQ mobileではスマートフォンを中心に端末のセット販売が行われていますが、こちらは端末を購入せずにSIMカードのみ契約することもできます。

UQ mobileのSIMカードは、SIMロックがかかっていないSIMフリー端末なら基本的にどれでも使用可能です。ただし音声通話機能を使用するならau VoLTEに対応している端末に限られます。

それでもモバイルWi-Fiルーターしか使えないWiMAX 2+と比べれば、UQmoibleは端末の自由度がかなり高いです。

ギガ放題はWiMAX 2+だけの特権

モバイルWi-Fiルーターしか使えないWiMAX 2+ですが、その代わりにUQ mobileにはないメリットがあります。それがギガ放題です。

WiMAX 2+の通常プランは7GB制限があります。つまり月間のデータ通信量が7GBを超過すると、通信速度が最大128kbpsに制限される厳しい速度制限が行われるのです。

しかしギガ放題プランは7GB制限が行われず、7GBどころか100GB以上通信しても、最大128kbpsまで低速化されることはありません。

ただしギガ放題でも混雑回避のための速度制限はあります。3日間で10GB以上通信すると、18時から翌日の2時まで最大1Mbpsに制限されます。

それでも通信速度が制限される時間帯は夜間だけなので、日中は完全に使い放題です。それに低速時も最大1Mbpsと比較的高速なので、速度制限が行われてもまったく使い物にならないというわけでもありません。

UQ mobileの高速データ容量は最大でも21GB、しかも最初の2年間限定です。3年目からは最大14GBとなります。

大量に通信したいのであればギガ放題が提供されているWiMAX 2+一択です。

混雑回避のための速度制限について詳しく知りたい方は、こちらの記事に詳しくまとめてあるのでお読みください。

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通信速度は使用する端末によって異なる

最大通信速度についてはモバイルWi-Fiルーターしか使えないWiMAX 2+よりも、最新の高性能スマートフォンで使えるUQ mobileのほうが上です。

ただし、UQ mobileがWiMAX 2+よりも高速で通信できるのは、auから販売されているスマートフォンを使用している場合に限られます。

UQ mobileがセット販売している端末はどれも通信性能が低く、ほとんどの機種が下り最大225Mbps止まりです。

これらの数値はあくまでもベストエフォート、理論値に過ぎませんが、セット販売されている端末を使用するという前提ならWiMAX 2+のほうが高速な通信を期待できます。

速度制限時の最大通信速度もWiMAX 2+のほうが速い

速度制限時の最大通信速度については、いくつかの条件付きですが基本的にはWiMAX 2+のほうが速いです。

通常プランで速度制限が行われると最大128kbpsまで低速化しますが、普通はギガ放題プランを契約するはずなのでこちらは考えなくても良いでしょう。

ギガ放題プランでも低速化する可能性はあります。混雑回避のための速度制限が行われる場合と、ハイスピードプラスエリアで7GB以上通信してしまった場合です。

混雑回避のための速度制限については、既に説明したように実施される条件が緩いですし、もし低速化しても最大1Mbpsで通信できます。最大300kbpsのUQ mobileと比較すると3倍以上速いです。

またハイスピードプラスエリアの速度制限については、ハイスピードモードのまま使っていれば絶対に制限されることはないので大丈夫です。

ただしハイスピードプラスエリアで7GB以上通信してしまうと、ハイスピードに戻しても翌月まで通信速度は元に戻らないので注意してください。

ハイスピードプラスエリアについてはこちらの記事にまとめてあります。

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さて、ここまでの内容を踏まえてWiMAX 2+のSIMカードが使える端末についてもう少し詳しく解説していきます。

WiMAX 2+のSIMカードが使える端末

WiMAX 2+のSIMカードが使える端末は、WiMAX 2+向けに提供されてる端末だけです。

しかしWiMAX 2+向けに提供されている端末ならどれでも使えるというわけではありません。契約しているSIMカードの種類によっては、そのまま挿しかえても使えない可能性があるのです。

その原因はSIMカードの種類にあります。

WiMAX 2+のSIMカードは2種類存在する

au micro IC Card(LTE) au Nano IC Card 04 LE U
サイズ microSIM nanoSIM
対応端末 Speed Wi-Fi NEXT W04/W03/W02/W01
Speed Wi-Fi NEXT WX03/WX02/WX01
Speed Wi-Fi HOME L01
novas Home+CA
URoad-Home2+
URoad-Stick
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ HWD15/HWD14
Wi-Fi WALKER WiMAX 2+ NAD11など
Speed Wi-Fi NEXT W06/W05
Speed Wi-Fi NEXT WX05/WX04
Speed Wi-Fi HOME L02/L01s
WiMAX HOME 01

WiMAX 2+のサービス開始以降、最近までは全機種で「au micro IC Card(LTE)」という規格のSIMカードが採用されてきました。

しかし最新のW05やWX05/WX04、それにL01sやWiMAX HOME 01といった機種では「au Nano IC Card 04 LE U」が採用されるようになりました。

この2種類のSIMカードは互換性がないため、規格が異なる端末に挿しかえて使うことはできません。

例えば現在WX03を使っている方は、W04やL01の白ロムに挿しかえて使うことは可能ですが、最新機種のW05やWX05で使うことは不可能です。

WiMAX 2+の白ロムはAmazon等で簡単に手に入りますが、購入する際はSIMカードの規格に注意してください。ちなみにau版とUQ版の違いはあまり気にする必要はありません。プリセットされているプロファイルが異なるだけなので、これを変更すれば大丈夫です。

SIMカードの規格が異なる端末を使用する方法

SIMカードの規格が異なる端末を使用したい場合、白ロムを購入する方法は諦めて、正規の手順で機種変更を行いましょう。

ただし一部のプロバイダー、MVNOは機種変更に対応していません。機種変更が不可能とMVNOと契約されている方は、一旦解約してから再度契約しましょう。

しかし契約期間の途中で解約してしまうと高額な契約解除料金、違約金が発生することになります。金額は契約先や契約内容、契約期間によっても異なりますが、概ね1万円から2万円ほどです。

解約金を支払ってまで契約し直すのはちょっと…という方には、Broad WiMAXへの乗り換えをおすすめします。

Broad WiMAXをおすすめする理由は、他社WiMAX 2+サービスからの乗り換えで契約すると、解約にかかる費用を最大1.9万円まで負担してくれるからです。

例えばUQ WiMAXの契約解除料は、3年契約の課金開始月から13か月間は1.9万円、14か月目から25か月目は1.4万円、26か月目以降は9,500円なので、ほぼ全額をBroad WiMAXが負担してくれることになります。

新しい契約にかかる費用は事務手数料の3,000円のみ。端末代金は全機種無料です。

Broad WiMAXは月額料金が業界最安値クラスなのもポイント。高額なキャッシュバック特典はありませんが、わずかな出費で最新機種に乗り換えつつ月額料金も安くなるという一石二鳥です。

現在他社のWiMAX 2+サービスを契約している方は、ぜひBroad WiMAXへ乗り換えることをおすすめします。

まとめ

WiMAX 2+のギガ放題は月間のデータ通信量が無制限ですが、SIMカードを他社の端末に挿しかえて使うことはできません。

UQ mobileで契約したSIMカードなら他社端末でも使えますが、こちらはWiMAX 2+とはまったく異なるサービスです。ギガ放題プランは提供されておらず、高速データ容量は最大でも21GB。大量に通信するならやっぱりWiMAX 2+一択です。

スマートフォンに直接WiMAX 2+のSIMカードを挿して使うことはできませんが、モバイルWi-FiルーターとWi-Fiで接続すれば間接的にWiMAX 2+回線を使用することは可能です。

またWiMAX 2+のSIMカードを挿しかえて使うなら、自社端末であっても使えない組み合わせが存在するので注意してください。

旧規格の端末から最新機種に変えたいのであれば、白ロムを購入する方法は使えないので現在契約中のWiMAX 2+サービスを解約してBroad WiMAXに乗り換えることをおすすめします。

他社WiMAX 2+から乗り換えると解約費用を最大1.9万円までBroadWiMAXが負担してくれるので、3,000円ほどのわずかな出費だけで最新機種が手に入って、月額料金も安くなるかもしれませんよ。

WiMAX 2+
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GMOとくとくBB WiMAX 2+

キャッシュバックの金額が1番高額でもっともお得なプロバイダーです。筆者はGMOとくとくBB WiMAX 2+でSpeed Wi-Fi NEXT W05を購入しました。

最新機種をお得に利用したいのであればGMOとくとくBBが断然おすすめです。

Speed Wi-Fi NEXT W06を購入した場合、3年間の利用料総額はキャッシュバックを加味すると税込140,420円(約3,795円/月)に相当。

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またWiMAX 2+は全面的に3年契約に移行していますが、novas WiMAXの一部の機種は今でも2年契約に対応しています。

Speed Wi-Fi NEXT W05を購入した場合、3年間の利用料総額は税込127,591円(約3,448円/月)。GMOとくとくBBやBroad WiMAXよりも1万円以上お得です。

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