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スマホドックモバイルのソフトバンクプランについて特徴やメリット・デメリットを徹底解説

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地面に伏せている白い犬

格安SIMを提供するMVNOのスマホドックモバイルから、ソフトバンクプランが登場しました。

ソフトバンクプランの特徴は大容量のモバイルWi-Fiルーターが本家SoftBankやY!mobileよりも低価格でレンタルできること…ですが、筆者としてはまったくおすすめできません。

なぜなら、スマホドックモバイルのソフトバンクプランよりも大容量で破格のモバイルWi-Fiルーター【FUJIWifi】が存在するからです。

レンタルWi-Fiで有名なFUJIWifiもSoftBank回線を利用していますが、スマホドックモバイルよりも低価格で大容量のプランを提供しています。FUJIWifiのほうが完全に上位互換のサービスなのです。

FUJIWifiのほうが優れている理由を説明するためにも、まずはスマホドックモバイルの内容から確認していきましょう。

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スマホドックモバイル ソフトバンクプランの料金プラン

ギガドック50GBプランギガドック80GBプラン
月額利用料5,500円/月6,500円/月
月間データ量50GB80GB
追加10GBプラン1,000円/月
(最大30GBまで追加可能)
-
12か月以上利用割引▲500円/月▲500円/月

スマホドックモバイルのソフトバンクプランはギガドック50GBプランギガドック80GBプランの2種類で構成されています。

両者の主な違いは月額料金と月間データ量です。ギガドック50GBプランは5,500円/月で50GB、ギガドック80GBプランは6,500円/月で80GBまで高速通信が可能となっています。

月間データ量はいろんな表記の仕方がありますが、最近はギガと呼ばれることが多いですね。これを使い切ると、当月中の通信速度が最大256kbpsに制限されます。

50GBプランのみ、追加10GBプランを申し込むことで速度制限を解除することが可能です。ただし10GBごとに1,000円かかるので、1回追加するだけで80GBプランと同額になってしまいます。また最大30GBしか追加できません。追加10GBプランは非常手段として考えておきましょう。

ちなみに月途中に契約、あるいは解約しても月額料金は日割計算されないので、月末よりも月初めに申し込んだほうがお得です。

初期費用と事務手数料について

開通手数料 3,000円
本人確認郵便(佐川急便受取人確認サポート) 300円
送料 北陸/東海/信越/関東/南東北 700円
関西/北東北 800円
中国 900円
四国 1,000円
北海道/北九州/南九州 1,100円
沖縄 1,740円

初期費用は開通手数料と本人確認郵便を合わせて最低でも3,300円はかかります。

またレンタル端末を自宅まで郵送してもらうなら、配送地域に応じた送料も必要です。本州なら700~900円で済みますが、それ以外だと1,000円以上かかってしまいます。

郵送ではなくスマホドックモバイル取扱店舗で受け取るなら送料は不要ですが、取扱店舗のほとんどが東京に集中しているため、大半の方は郵送で受け取らざるを得ないでしょう。

初期費用は合計で4,000円から5,000円程度かかると考えておいたほうが良いです。

契約期間は基本的に縛りなし

スマホドックモバイルのソフトバンクプランは契約期間に縛りがないので、基本的にはいつ解約しても解約金の類が発生しません。

ただし12か月以上利用割引を適用すると、月額料金が500円割引かれる代わりに12か月以内に解約すると9,500円の解約違約金が発生します。

1年間の割引総額よりも解約違約金のほうが高いので注意してください。

以上、スマホドックモバイルのソフトバンクプランについて特徴をざっくりと紹介しました。

次に提供されているレンタル端末を確認しましょう。

スマホドックモバイル ソフトバンクプランで提供されているレンタル端末

スマホドックモバイルのソフトバンクプランで提供されている端末は現在1種類、FUJISOFTの+F FS030Wのみです。

FS030Wの特徴は大容量3,060mAhのバッテリーを搭載していること。連続通信時間は最大20時間と謳っていて、バッテリーがかなり長持ちします。

通信面に関しては、SoftBank 4G LTEのプラチナバンドに対応しているので屋内や山間部でも電波が繋がりやすいです。ただしSoftBank回線における通信速度は下り最大112.5Mbps止まりとなっています。

本家Y!mobileのPocket WiFiは下り最大612Mbps、UQコミュニケーションズのWiMAX 2+は下り最大708Mbpsなので、通信速度を重視する方には向いていません。

FUJISOFT +F FS030Wの詳細なスペック

対応ネットワークと周波数帯 LTE:2.1GHz帯(B1)/1.7GHz帯(B3)/900MHz帯(B8)/1.5GHz帯B11/B21)/800MHz帯(B18/B19)
3G:2.1GHz帯(B1)/800MHz帯(B6/B19)
通信速度 LTE:受信時最大150Mbps/送信時最大50Mbps
3G:受信時最大42Mbps/送信時最大5.76Mbps
接続方法と同時接続数 Wi-Fi(2.4GHz/5GHz):15台
USB:1台
Bluetooth:5台
有線LAN(クレードル使用):1台
サイズ(幅×高さ×厚さ) 74 × 74 × 17.3mm
重量 128g
バッテリー容量 3,060mAh(着脱式)
連続待受時間 約600時間
連続通信時間 Wi-Fi:最大20時間
Bluetooth:最大24時間

FS030Wのスペックについて重要な項目をまとめておきました。

対応ネットワークと周波数帯の項目は、太字で記載している周波数帯(バンド)だけがSoftBank回線で利用可能です。

有線LANで接続するためには専用クレードルが必要です。クレードルは追加料金350円/月を支払うことでレンタル可能ですが、通販などで購入するという方法もあります。

スマホドックモバイル ソフトバンクプランのメリットとデメリット

ここまでの内容を踏まえて、スマホドックモバイルのメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。

スマホドックモバイル ソフトバンクプランのメリット

スマホドックモバイルのメリットは下記の2点が挙げられます。

  • FS030Wの専用クレードルもレンタルすることが可能
  • 速度制限時の通信速度は少しだけ速い256kbps

FS030Wの専用クレードルもレンタルすることが可能

FS030Wを販売、あるいはレンタルで提供しているサービスはいくつかありますが、クレードルも貸し出している事業者は珍しいです。

端末だけレンタルして、クレードルはAmazonなどで購入することも可能です。しかし1年程度の短期間しか利用しないのであれば、わざわざ購入するよりもレンタルしたほうがコストを抑えられますね。

速度制限時の通信速度は少しだけ速い256kbps

また速度制限時の通信速度は最大256kbpsですが、これは本家SoftBankの速度制限時と比較すると2倍のスピードです。

SoftBankに限らず、FUJIWifiでもデータ量を使い切ると最大128kbpsまで低速化します。それらと比較するとスマホドックモバイルの速度制限は緩めです。

これだけを聞くとスマホドックモバイルが少し良さそうに聞こえるかもしれませんが、これらのメリットよりも次に紹介するデメリットほうが大き過ぎます。

スマホドックモバイル ソフトバンクプランのデメリット

デメリットはいくつかありますが、特に重要なのは下記の3点です。

  • 他社の類似サービスと比較すると月額料金は安くない
  • 256kbpsでもあまり使い物にならない
  • SIMカードを他の端末に挿しかえて使うことができない

他社の類似サービスと比較すると月額料金は安くない

スマホドックモバイル FUJIWifi(ルータープラン)
10GB 2,300円/月
25GB 2,500円/月
50GB 5,500円/月 3,100円/月
80GB 6,500円/月
100GB 3,800円/月
200GB 4,800円/月
月間データ量無制限 6,000円/月

FUJIWifiではWiMAX 2+回線を提供しているプランもありますが、ここではSoftBank回線のルータープランに絞って解説します。

冒頭でFUJIWifiのほうが上位互換だと述べましたが、その理由は上の表を確認していただければ一目瞭然でしょう。

スマホドックモバイルの50GBプランや80GBプランよりも、FUJIWifiの100GBプランや200GBプランのほうが大容量で低価格なのです。

FUJIWifiの100GBプランや200GBで提供されているレンタル端末もFS030Wですが、こちらは初期費用が2,000円で配送料などはかかりません。料金面ではFUJIWifiが圧勝しているのです。

またスマホドックモバイルはMVNOサービス、いわゆる格安SIMなので回線品質は本家SoftBankよりも劣ると思われます。

しかしFUJIWifiはSoftBank回線をそのまま使用しているので、品質は正真正銘SoftBankとまったく同一です。

大容量かつ低価格で回線品質も良いFUJIWifiが存在する限り、スマホドックモバイルを契約する意味はないでしょう。

256kbpsでもあまり使い物にならない

最大256kbpsという速度制限時の通信速度については、確かにFUJIWifiを上回っています。

しかし2倍の256kbpsにスピードアップしたところで、快適に通信できるかと言えばそんなことはありません。ちょっとWebサイトにアクセスするだけでも、かなり時間がかかってストレスを感じるはずです。

そもそもFUJIWifiのほうが低価格で大容量のプランを契約できるため、速度制限時の通信速度を比較してもほとんど意味がありません。

速度制限が気になるのであれば、なおさらFUJIWifiの100GBプランや200GBプランをおすすめします。

SIMカードを他の端末に挿しかえて使うことができない

最後にダメ押しですが、スマホドックモバイルのソフトバンクプランについてはSIMカードを他の端末に挿して使用することが不可能だとされています。

しかしFUJIWifiのSIMプランなら、モバイルWi-Fiルーターだけでなくスマートフォンやタブレットで使うことも可能です。

FS030Wよりも高性能なモバイルWi-Fiルーターを使いたい方にはFUJIWifiのSIMプランをおすすめします。

参考:FUJIWifiのSIMを市販のルーターやスマートフォンに挿しかえることは可能?APN設定や注意点を解説

まとめ

スマホドックモバイルのソフトバンクプランを契約するなら、FUJIWifiのほうが断然おすすめです。

FUJIWifiなら100GBクラスの大容量プランを契約したとしても、初期費用も月額料金も安く抑えられます。クレードルを購入したとしてもFUJIWifiのほうがお得です。

端末の自由度もFUJIWifiのほうが上なので、スマホドックモバイルのソフトバンクプランを契約しようと考えている方はぜひ【FUJIWifi】を検討してみてください。

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