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Pocket WiFiを格安SIMで使うのはおすすめしない理由

スマートフォンを顎に当てている女性 モバイルWi-Fiルーター

※この記事には広告(アフィリエイトリンク)が含まれますのであらかじめご了承ください。

SoftBankやY!mobileが提供しているPocket WiFiは、SIMロックを解除することで他社のSIMカードでも使えるようになります。

そこで解約したPocket WiFiをいわゆる格安SIMで再利用しようと考える方がいるかもしれませんが、Pocket WiFiと格安SIMの組み合わせは相性が悪いので私はおすすめしません。

Pocket WiFiを再利用するのであれば、【FUJIWifi】w/WiFi(ウィズワイファイ)といったレンタルSIMを契約しましょう。こちらのほうが断然おすすめです。

それではなぜPocket WiFiと格安SIMの組み合わせがダメなのか、そしてなぜレンタルSIMがおすすめなのか。これらの理由を説明します。

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Pocket WiFiと格安SIMの組み合わせをおすすめしない3つの理由

Pocket WiFiと格安SIMの組み合わせをおすすめしない理由は3つあります。

Pocket WiFiはSoftBank回線に最適化されている

Pocket WiFiとはSoftBank、もしくは同社のサブブランドであるY!mobileが提供しているモバイルWi-Fiルーターシリーズです。

そのためPocket WiFiはSoftBankが提供している電波、回線に最適化して作られています。

SIMロックを解除してSIMフリー化すればdocomoやauの回線でも使えなくはないですが、相性は非常に悪いです。

例としてPocket WiFi 601HW/603HWが対応しているLTEの周波数帯、バンドを確認してみましょう。

電波の周波数帯はBand、バンドと表記されることもあります。また2.1GHz帯はBand 1、900MHz帯はBand 9といったように、Band+数字で特定の周波数帯を表すことも可能です。

Pocket WiFi 601HW/603HWが対応しているLTEの周波数帯、バンド

周波数帯 バンド docomo au SoftBank
2.1GHz Band 1
1.7GHz Band 3
900MHz Band 8
1.5GHz Band 11
2.5GHz(AXGP) Band 41
3.5GHz Band 42

601HW/603HWが対応している周波数帯のうち2.1GHzと3.5GHzについてはdocomoとauも提供しています。しかし対応しているバンド数はdocomoもauも3つだけ。実にSoftBankの半分です。

それに対応している数だけが問題ではありません。俗にプラチナバンドと呼ばれる低周波数帯の電波について、SoftBankが提供している900MHzにしか対応していないのが最大の問題です。

プラチナバンドとは低周波数帯の電波の俗称です。高周波数帯の電波よりも繋がりやすいということでSoftBankがこのように呼び始めました。一般的に700MHz~900MHzの周波数帯がプラチナバンドとされています。

docomoは800MHzのBand 19、auは800MHzのBand 18がプラチナバンドに該当します。

ところがPocket WiFiが対応しているプラチナバンドは900MHzのみ。つまりSIMロックを解除したとしても、他社のプラチナバンドで通信することが不可能なのです。

また601HW/603HWはキャリアアグリゲーションと呼ばれる技術によって下り最大612Mbpsで通信することが可能ですが、これはAXGPと呼ばれる2.5GHzと3.5GHzの電波で同時に通信することによって実現しています。つまりAXGPを提供していない他社回線だと最大通信速度が遅くなってしまうというデメリットもあるのです。

以上の理由から、Pocket WiFiを格安SIMで使いたいなら、SoftBank回線で通信する格安SIM一択になります。

Pocket WiFiをSIMロック解除しても、あえてdocomo回線やau回線で通信するメリットはありません。

ところが、SoftBank系の格安SIMにも見過ごせないデメリットがいくつかあります。

SoftBank系の格安SIMはAXGPで通信できない

601HW/603HWで高速な通信を行うためにはAXGPの対応が重要なわけですが、なんとSoftBank系の格安SIMはAXGPで通信することが不可能なのです。

実はこのAXGP、SoftBank自身が所有している周波数帯ではありません。グループ企業のWireless City Planning、WCPが所有している回線なのです。

そのせいか、SoftBank系の格安SIMではSoftBank自身が所有している周波数帯しか利用できず、AXGPで通信することが不可能となっています。

AXGPを利用できないということは、SoftBank回線を利用しているにもかかわらず本来の最大通信速度を実現できないということであり、Pocket WiFiの性能を100%引き出すことができません。

そもそも格安SIMの通信速度は不安定で、キャリアよりも遅くなりがちです。通信速度にこだわるのであれば、なおさら格安SIMはおすすめできないです。

mineoやLINEモバイルなど、SoftBank系の格安SIMは徐々に増えてきていますが、MVNOが提供している格安SIMはすべてAXGPが利用不可能となっています。

SoftBank系の格安SIMはdocomo系やau系と比較して割高

またSoftBank系の格安SIMは、docomo系やau系と比較すると月額料金が高額で割高な傾向があります。

高速データ容量、いわゆるギガ数が同じプランでも、SoftBank回線のほうが数百円高額に設定されているなんてことはザラです。

AXGPが使えないと言われてもピンとこない方が多いかもしれませんが、他社系の格安SIMよりも割高なのは嫌ですよね。少なくとも私は嫌です。

そんな割高な格安SIMを契約しなくても、Pocket WiFiを再利用するのにもっと適したサービスがあります。

Pocket WiFiとレンタルSIMの組み合わせがおすすめな理由

Pocket WiFiを再利用したいのであれば、いわゆる格安SIMではなくレンタルSIMサービスの【FUJIWifi】w/WiFi(ウィズワイファイ)を契約しましょう。

なぜ格安SIMではなくレンタルSIMがおすすめなのか。その理由は2つあります。

AXGPも含めて高速なSoftBank回線を利用することが可能

レンタルSIMサービスでは、法人がSoftBankと契約したSIMカードをユーザーに貸し出しています。

SoftBankと直接契約しているのと同じなので、格安SIMとは異なりAXGPで通信することが可能ですし、回線品質もSoftBankそのものです。

格安SIMが低速化しやすいお昼時やラッシュの時間帯でも、安定した高速通信が期待できるといったメリットもあります。

大容量プランが格安SIMよりも圧倒的に割安

mineo Sプラン LINEモバイル FUJIWifi w/WiFi
500MB 790円/月
3GB 990円/月 1,110円/月
5GB 1,640円/月
6GB 1,670円/月
7GB 2,300円/月
10GB 2,610円/月 2,640円/月
20GB 4,070円/月 2,400円/月
30GB 5,990円/月
48GB 2,980円/月
50GB 3,100円/月
100GB 3,800円/月 3,480円/月
200GB 4,800円/月 5,555円/月

またレンタルSIMでは大容量プランが超割安な料金で提供されているのもポイント。

格安SIMは1,000円/月以下で契約できる反面、容量あたりの単価はかなり割高です。容量が増えるにつれてわずかに割安になりますが、レンタルSIMと比べるとこの程度の値下がりは誤差でしかありません。

例えばmineo Sプランだと30GBプランは5,990円/月かかりますが、FUJIWifiやw/WiFiなら200GBプランがそれ以下の料金で利用することが可能です。

このようにレンタルSIMは、格安SIMと呼ばれているサービスよりも圧倒的に割安な料金で提供されています。

Pocket WiFiをSIMロック解除して再利用するなら、格安SIMよりも【FUJIWifi】w/WiFi(ウィズワイファイ)といったレンタルSIMのほうが断然おすすめです。

レンタルSIMのデメリットは大容量プランのみ提供されていて最低料金が高いことくらいです。モバイルWi-Fiルーターで使用するなら音声通話機能は不要ですし、サービス内容や回線品質で完全に上回っています。

Pocket WiFiと組み合わせるレンタルSIMはどれが1番おすすめ?

それではPocket WiFiと組み合わせるレンタルSIMはどれが1番おすすめなのか知りたい!と思われるかもしれませんが、ぶっちゃけレンタルSIMならどれでも良いです。

レンタルSIMの回線品質はどれも一緒

いわゆる格安SIMでは、提供している事業者によって回線品質が異なります。

格安SIMを提供しているMVNOと呼ばれる通信事業者は、自身は回線を所有していません。docomoやau、そしてSoftBankといったキャリアの回線を利用させてもらうことで、サービスを提供しています。

そのキャリアの回線を利用するために、MVNOはインターネットとモバイルネットワークを繋ぐための一部の設備を所有しています。この設備の増強具合が回線品質に影響を与えるのです。

積極的に増強を行っている格安SIMならユーザーが増加しても帯域は混雑しにくいですが、ろくに設備投資していない格安SIMは通信速度が遅くて快適に使えない…なんてことが起きてしまいます。

しかしレンタルSIMではこのような設備の運用は行われていません。SoftBankと法人契約したSIMカードを貸し出すだけという、非常にシンプルなシステムです。

そのためどのレンタルSIM事業者と契約しても、回線品質は変わりません。まったく同じです。

レンタルSIMは低価格のサービスを選べばOK

中身はまったく同じなので、レンタルSIMを選ぶ基準も非常にシンプルです。

自分が求めているギガ数のプランを、より低価格で提供しているレンタルSIM事業者と契約する。たったそれだけです。

それでも選び方に困ってしまう方がいるのであれば、初期費用が2,000円しかかからない【FUJIWifi】を1番おすすめとしておきます。

実際に私はFUJIWifiで100GBのSIMプランを契約して、SIMロック解除したPocket WiFi 603HWで使用しています。それまでは格安SIMをいくつか契約していましたが、すべて解約してしまいました。

まとめ

解約したPocket WiFiは、SIMロック解除済みなら格安SIMで使用することが可能です。

しかし格安SIMで使用することはおすすめしません。他社系はもちろん、SoftBank系の格安SIMであってもAXGPで通信することが不可能だからです。他にも通信速度が低速化しやすいといったデメリットもあります。

一方でレンタルSIMなら回線品質がSoftBankと同等で優れていますし、容量あたりの単価は格安SIM以上に割安です。

Pocket WiFiを再利用したいなら、AXGPを利用することが可能で回線品質も優れているレンタルSIMの【FUJIWifi】w/WiFi(ウィズワイファイ)を契約しましょう。

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