この記事ではSTAR WiFi(スターワイファイ)の特徴やメリット・デメリットを解説します。
STAR WiFiはSoftBank系で最高のスペックを備えるモバイルWi-Fiルーター、Pocket WiFi 602HWをレンタルすることが可能な珍しいサービスです。
高品質なSoftBank回線が容量無制限で使い放題。しかもプラチナバンドに対応しているので、WiMAX 2+と比較するとエリアは断然広いですし電波が繋がりやすいです。
電波が繋がりやすくて大容量かつ格安のレンタルWi-Fiを契約したいなら、STAR WiFiをおすすめします。
1分で分かるSTAR WiFi(スターワイファイ)の特徴
- 高品質なSoftBank回線が容量無制限で使い放題
- SoftBank系最強のモバイルWi-FiルーターPocket WiFi 602HWが使える
- 商品到着後7日以内に返却すれば全額返金される安心返金プラン
STAR WiFi(スターワイファイ)はSoftBank回線を利用しているモバイルWi-Fiルーターのレンタルサービスです。いわゆる格安SIMとは異なり回線品質はSoftBankそのものなので、非常に高速な通信が期待できます。
またSTAR WiFiではいわゆる7GB制限のような容量制限がないため、速度制限を気にせずに大量に通信することが可能です。しかもクーポンを適用すれば月額料金は永久に3,680円/月で利用できます。超破格です。
ただし後述するように、回線の提供元であるSoftBankが異常な通信量だと判断した場合は通信速度が制限される恐れがあります。
提供されているレンタル端末はSoftBank系最強のPocket WiFi 602HWです。602HWには兄弟機の601HWや603HWが存在しますが、3機種ともレンタルすることが可能なサービスはほとんど存在しません。これは大きなアドバンテージです。
602HWはSoftBankが提供している3GやLTE、あるいは4Gといった電波のほぼすべてに対応しているため、サービスエリアが抜群に広いです。またCA(キャリアアグリゲーション)や4×4 MIMO(フォーバイフォーマイモ)、変調方式256QAMといった通信技術を組わせることにより、下り最大612Mbpsという超高速通信をサポートしています。
もし実際にSTAR WiFiを使ってみて不満があった場合、7日以内に端末一式を返却すれば全額返金されるのもポイント。モバイルWi-Fiルーターはサービスエリアであっても住宅などの環境によっては電波が繋がりにくいことがあります。しかしSTAR WiFiなら実際に利用してからでもキャンセル、返金してもらうことが可能です。
STAR WiFiの特徴をざっくり確認したところで、ここからは料金プランや提供端末などについて詳しく解説していきます。
STAR WiFiの料金プラン
プラン名称 | StarWifi大容量プラン |
---|---|
初期費用 | 契約事務手数料:2,980円 端末新規登録料:4,980円 |
月額使用料 | 特別価格:3,680円/月 |
解約費用 | 無料 |
STAR WiFiの料金プランは月間の容量制限がないStarWifi大容量プランのみです。
初期費用は契約事務手数料と端末新規登録料という名目で合計7,960円かかります。
月額料金は通常4,480円/月ですが、今なら申込時にクーポンコード【star-open】を入力することで永年3,680円/月で利用することが可能です。
ちなみに有効期間は特にアナウンスされていませんが、クーポンコードから判断するにオープニングキャンペーンでしょうから、一定期間が経過するか申込数がある程度に達すると終了するかもしれません。
STAR WiFiでは解約時に違約金や手数料等を請求されることは一切ないので、いつでも無料で解約することが可能です。ただし当月中に解約するためには毎月21日までに問い合わせフォームから連絡して、解除手続きを済ませる必要があります。解除日が21日を過ぎると翌月末での解約となるので注意してください。
オプション料金
- 安心保証:500円/月(加入必須)
- ウイルス対策セキュリティー:500円/月(加入必須、初月無料)
STAR WiFiでは2種類のオプションサービス、安心保証とウイルス対策セキュリティーが提供されていて、どちらも契約時に加入必須となっています。
強制的に加入させられますが、契約月の翌月以降なら問い合わせフォームから申請することで解約可能です。
7日お試しプランSTAR-7の申込方法
公式サイトには「お試しプラン」や「7日お試しプランSTAR-7」といった単語が記載されていますが、これはそういう名前のプランが存在するわけではありません。
特別な手続きを行わなくても、初めてStarWifi大容量プランを契約した方全員が全額返金の対象になるので安心して申し込んでください。
商品到着後から7日以内に端末一式を発送すれば、契約事務手数料と新規端末登録料、そして月額使用料の全額が返金されます。事前に問い合わせフォームから解約したい旨を連絡しておけば、より安心ですね。
ただし支払った費用は全額返金されますが、別途手数料として980円請求されます。まあこれくらいは仕方ないでしょう。いちいち送料の負担を求められるサービスと比べればかなり良心的です。
返金を希望しなければ自動的に通常契約に移行するので、特に手続きを行う必要はありません。
通信制限の基準について
STAR WiFi自身は通信制限を設けていませんが、回線の提供元であるSoftBankが異常な通信量だと判断した場合、月末まで通信速度が制限される可能性があります。
その通信量の基準は公開されていませんが、口コミによると150GBくらいまでは制限されることなく高速で使えている方が多いようです。
レンタルWi-Fiでもっとも有名であろう【FUJIWifi】でさえ100GBプランが3,800円/月なので、150GBも使えて3,680円/月なら悪くありません。初期費用を考慮しても格安です。
毎月50GBくらいしか使わないのであれば他のレンタルWi-Fiのほうが安く済みますが、100GB以上通信するならSTAR WiFiのコストパフォーマンスが抜群に優れていますよ。
STAR WiFiが提供しているルーター端末
現在STAR WiFiが提供しているルーター端末はPocket WiFi 602HWのみです。
Pocket WiFi 602HWは2019年1月現在、SoftBank系のモバイルWi-Fiルーターとしては最高の性能を誇ります。
Pocket WiFi 602HW
Pocket WiFi 602HWは下り最大612Mbps、上り最大37.5Mbpsの超高速通信に対応しているモバイルWi-Fiルーターです。
私は兄弟機でほぼ同等の性能を備えている603HWをサブ回線として使用していますが、プラチナバンドなど低周波数帯のLTEに対応していて電波が繋がりやすいのが嬉しいです。
ちなみに602HWや603HWはタッチパネル式のディスプレイを搭載していて、毎月のデータ通信量を確認することができます。
STAR WiFiは月間の容量制限がないと謳っていますが、実際はSoftBankの判断で速度制限が行われる可能性があるので、このカウント機能は重宝するでしょう。
Pocket WiFi 602HWのスペック
対応ネットワークと周波数帯 | FDD-LTE | 2.1GHz(B1)/1.7GHz(B3)/900MHz(B8)/1.5GHz(B11) |
---|---|---|
AXGP | 2.5GHz(B41) | |
TDD-LTE | 3.5GHz(B42) | |
3G | 2.1GHz(B1)/900MHz(B8) | |
通信速度 | 下り最大612Mbps/上り最大37.5Mbps | |
接続方法と同時接続数 | Wi-Fi(2.4GHz/5GHz):14台 USB:1台 |
|
サイズ (幅×高さ×厚さ) |
109.9 × 65.1 × 15.5mm | |
重量 | 135g | |
バッテリー容量 | 2,400mAh(着脱式) | |
連続待受時間 | 約850時間 | |
連続通信時間 | 最大6時間 最大8.5時間(CA非適用かつ省電力設定ON時) |
Pocket WiFi 602HWはFDD-LTEとAXGP、そしてTDD-LTEを合わせて3種類の4Gに対応しています。対応周波数帯は合計6バンドで、SoftBank系のモバイルWi-Fiルーターとしては最多です。
また兄弟機の601HWや603HWは3Gに非対応ですが、本来法人向けに提供されているモデルである602HWは3Gにも対応しています。今時3Gしか繋がらないエリアなんて滅多にありませんが、先日の通信障害のように4Gだけが使えなくなるなんて可能性も0ではないので、対応していると安心でしょう。
通信速度は下り最大612Mbps、上り最大37.5Mbpsまで対応しています。実際にこれだけの通信速度が出ることが保証されているわけではありませんが、たとえ理論値でも遅いよりは速いほうが快適に通信できる可能性が高いです。
サイズと重量はモバイルWi-Fiルーターとして平均的。iPhone XSの174gや、iPhone XRの194gと比較すればだいぶ軽いです。ただし厚みはそこそこあります。
バッテリー容量は2,400mAh。連続通信時間は最大6時間とやや心もとないですが、高性能とのトレードオフなので仕方ないと割り切りましょう。
一応、省電力設定をONにすれば駆動時間を長くすることが可能です。公称値は最大8.5時間ですが、私が実際に603HWを連続で使い続けたところ、フル充電で約10.5時間使えました。
現状SoftBank系のモバイルWi-Fiルーターとして最強の機種であることは間違いないです。
STAR WiFiのメリットとデメリット
それではここでSTAR WiFiのメリットとデメリットについて確認しておきましょう。
メリット
- 3,680円/月の格安で容量無制限
- SoftBank系最強のPocket WiFi 602HWを使える
- 7日以内に解約すれば全額返金される
STAR WiFiはクーポンを適用することで月額料金が3,680円/月に割り引かれます。この価格で容量無制限は破格です。実際は150GB程度で速度制限が行われる可能性があります。しかしそれを加味してもSTAR WiFiは業界最安値クラスです。
それにSoftBank系最強のモバイルWi-Fiルーター、Pocket WiFi 602HWをレンタルできるサービスもそう多くはありません。この機種を借りられるだけでもSTAR WiFiを契約する価値があります。
7日以内に解約すると全額返金されるのもSTAR WiFiならではです。他社でも初期契約解除制度を利用することは可能ですが、この制度は解約時の費用が無料になるだけで基本的に支払ったお金は返ってきません。しかしSTAR WiFiなら手数料980円を負担するだけでキャンセルすることが可能です。
デメリット
- 初期費用がやや高額
- 契約時のオプション加入が必須
- 通信制限が行われる基準が曖昧
月額料金が格安なSTAR WiFiですが、初期費用だけはやや高額に設定されています。これがネックで申し込みをためらわれる方もいるでしょう。
また契約時に2種類のオプション加入が必須なので、不要な方にとっては余計な手間と費用がかかることになります。通信制限が行われる基準が曖昧なのも気になるかもしれませんね。
ただ初期費用の7,960円については、SoftBank系最強のPocket WiFi 602HWを借りるためだと思えばそう高い出費でもありません。
私は603HWを購入して使用するために、端末代金や諸々の費用として約1.2万円を支払いました。レンタルSIM【FUJIWifi】の初期費用も含めれば約1.4万円です。。
買い切りとレンタルという違いはありますが、高品質な回線を高性能な機種で使いたいという方にはSTAR WiFiをおすすめします。
STAR WiFiの申し込み方法
STAR WiFiの申し込みは公式サイトで24時間受け付けています。
実店舗や電話など、インターネット以外の申し込み方法は受け付けていません。
また申し込みにあたって、本人確認のために免許証かパスポート、あるいはマイナンバーカード(個人番号カード)の提出が必要です。マイナンバーの通知カードでは申し込めないので注意してください。
原則としてレンタル端末一式は本人確認書類に記載されている住所に発送されますが、3か月以内に発行された公共料金の領収書があればそちらの住所に配送してもらうことが可能です。本人確認書類とは異なる住所を希望する場合は、公共料金の領収書も一緒にアップロードしましょう。
あとクーポンコード【star-open】の入力も忘れないように気をつけてください。
まとめ
STAR WiFiはクーポンコードを適用すれば格安の料金でSoftBank回線が使い放題になります。
実際は150GBほど使用すると月末まで通信速度が制限されてしまう可能性が高いですが、それでもコスパは抜群に良いです。
高品質な回線を高性能なPocket WiFi 602HWで使用したいならSTAR WiFiをおすすめします。
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