最近Galaxy Z Fold3 5G SC-55BをSpigenのQiワイヤレス充電器に置いている時、充電速度が遅いような気がしていたのですが、よく見てみるとステータスが急速ワイヤレス充電ではなく普通のワイヤレス充電になっていました。
おいおい故障か?と焦りましたが、他のSamsung純正のワイヤレス充電器だと相変わらず急速ワイヤレス充電になります。
どうやら2022年8月以降に配信されたファームウェアアップデートを適用したGalaxyは、純正のワイヤレス充電器でないと急速ワイヤレス充電が不可能になった…と当初は判断しましたが、最終的には充電器側の問題であることが判明して無事解決しました。
最新のアップデートを適用したGalaxyがサードパーティー製品では急速ワイヤレス充電が不可能になった?
手元にあるQiワイヤレス充電器は4種類ほどありますが、その中でもSamsung純正のWireless Charger TrioやWireless Charger Convertible EP-N3300Tは相変わらず急速ワイヤレス充電が可能でした。
逆に他のサードパーティー製品は表示がワイヤレス充電となり、明らかに充電速度が落ちています。
ググってみても同様の事象について言及している内容は見当たらず、これだけだと故障か仕様なのか判断できなかったのですが、同じく8月のアップデートを適用したGalaxy S20 5G SC-51AやGalaxy Z Flip3 5G SC-54Bでも同じ挙動を示したので、故障ではなく仕様が変わったのか…と思ったのですが。
USBケーブルとACアダプターの再接続であっさり解決
Samsungはバッテリーや充電周りについてかなりシビアなので、安全性を考慮して急速ワイヤレス充電を純正品のみに制御していたとしても不思議ではなさそうです。他社製品でも、例えばASUSのZenFoneシリーズだと付属の充電器でないと急速充電できないなんてモデルが存在します。
そのため今回のGalaxyも純正のワイヤレス充電器でないと急速ワイヤレス充電ができなくなったのだと思い込みましたが、ふと思い付いてサードパーティーのワイヤレス充電器に接続しているUSBケーブルとACアダプターを一旦取り外して再接続してみたところ、Fold3もS20も急速ワイヤレス充電の表示に戻りました。
…こんなバグり方ってあるんですね。1つ賢くなりました。
というわけで今後も引き続きサードパーティのワイヤレス充電器は問題なく利用できそうです。
純正のGalaxy Wireless Charger Trioも最大3台のデバイスを同時に充電できて非常に便利でおすすめですけどね。
デバイスの再起動で改善する場合もあるかも
これはGalaxyではなく第2世代iPhone SEの話ですが、車載ホルダーから落下した衝撃のせいかワイヤレス充電自体ができなくなる症状に見舞われました。
流石にハードウェア的に壊してしまったかと焦りましたが、これについてはiPhone SEを再起動するだけで復旧してしまいました。
なかなか不思議な気がしますが、ソフトウェア的な不具合であればデバイスの再起動で改善することは十分に考えられるので、充電周りの不具合が発生したら今後はとりあえずデバイスと充電器の両方を再起動させてみることにします。
まとめ
急速ワイヤレス充電やワイヤレス充電自体ができなくなった場合、デバイスの再起動を試してみるのは当然として、ワイヤレス充電器のUSBケーブルやACアダプターを取り外して再接続することで改善するかもしれません。
バッテリーの大容量化が進んだ今、通常速度のワイヤレス充電だと非常に時間がかかるので、対応しているスマートフォンでは急速ワイヤレス充電が可能なワイヤレス充電器を使用することをおすすめします。
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